あいちトリエンナーレ2016 舞台芸術公募プログラム公演
クラウディオ・モンテヴェルディ:《ポッペアの戴冠》
2016年9月24日(土)6:30PM 名古屋市芸術創造センター

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 《ポッペアの戴冠》は1998年10月3日のパーセル・クヮルテット・オペラ・プロジェクトと、2002年10月6日のBCJの演奏を見たことがあります。


あいちトリエンナーレ2016 舞台芸術公募プログラム公演
クラウディオ・モンテヴェルディ:《ポッペアの戴冠》

2016年9月24日(土)6:30PM
名古屋市芸術創造センター

池山奈都子(演出)、宇田川貞夫(音楽アドヴァイザー)、小堀勝啓(プレトーク)

原田幸子(アモーレ)、加藤佳代子(ポッペア)、小林木綿(ネローネ)、志田理早(オッターヴィア)、弥勒忠史(オットーネ)、森田学(セネカ)、本田美香(ドゥルシア)、石原由佳子(乳母、侍女)、丹羽幸子(アルナルタ)、蔦谷明夫(警士、兵士1)、長谷川菊(小姓)、片山博貴(兵士2)

東海バロックプロジェクト
小谷智子(リコーダー)、片岡博明(リコーダー)、荻野美和(ヴァイオリン)、廣田雅史(ヴァイオリン)、佐藤亜紀子(テオルボ)、高橋弘治(チェロ)、鈴木美香(チェンバロ)、杉浦道子(チェンバロ)

東海バロックプロジェクトは、2010年4月、東海地方の演奏家により創立された東海地方初の「ピリオド楽器によるプロの室内オーケストラ及び声楽家団体」。
 今回の公演はこの団体の主催によるもので、ありがたいことです。
 最初のプロローグを聴いて、この団体のレベルの高さに驚きました。

 弥勒忠史さんのオットーネが、当然ながら素晴らしかった。
 志田理早のオッターヴィアも立派な歌唱だと思いました。
 加藤佳代子さんのポッペアは、調子が悪いようでした。

 全体的に登場人物が多く、脇役にも長い曲があり、レシタティーヴォ風の曲が多く、僕とは波長が合いませんでした。
 いろいろカットされている曲もあるようで、セネカの死が字幕で済まされてしまったのは、『真田丸』の関ヶ原合戦を思い出しました。