リムスキー・コルサコフ 《サルタン王の物語》
   ~熊ん蜂が飛ぶところ~
2019年9月28日(土)5:30PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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 愛知ロシア音楽研究会創立10周年記念
 リムスキー・コルサコフ《サルタン王の物語》
    ~熊ん蜂が飛ぶところ~

 2019年9月28日(土)5:30PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール

 サルタン王(語り):森山 太
 王妃ミリトリーサ(三女):筧 真美子
 トカチーハ(次女):木村 洋子
 ポヴァリーバ(長女):川畑 久子
 ババリーハ(養母):筧 聰子
 王子グヴィドン(息子):永井 秀司
 王女・白鳥:金原 聡子

 プーシキン原作、リムスキー・コルサコフ作曲のオペラ。

 サルタン王は3人姉妹の三女と結婚する。
 サルタン王は戦闘へ、三女は王子を出産する。
 面白くない長女、二女とババリーハは、王の手紙をすり替えて「妻子とも樽に入れ、海に流せ」 ということにしてしまう。
 王子は樽の中で成長し、無人島(ブヤーン島)にたどり着く。

 王子は王に会いたくなって、蜂になってサルタン王の宮殿に到着し、悪者退治に大活躍。
 ここで演奏されるのが「熊ん蜂の飛行」。
 ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、フルートのアンサンブル(編曲:田邊武士)はしっかりしたものでした。

 あとのストーリーはカット。
 簡単な台舞装置と衣装付きで、珍しいオペラを見せていただきましたが、ストーリー的にも音楽的にも、あまり面白く無いことが分かりました。
 あと、字幕が小さくて読めず、せっかくの努力が無駄になってしまったような。

 リムスキー・コルサコフの家はこちら、5人組の墓はこちらです。