中部フィルハーモニー交響楽団第67回定期演奏会
指揮:秋山和慶 独奏:辻彩奈
2019年11月10日(日)3:00PM しらかわホール

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 名古屋では11月7日(水)にクリスティアン・ティーレマン指揮するウィーンフィル、そして11月13日(水)にはズービン・メータ指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が同じく「ブルックナー8番」を演奏するという、何だか凄いことになっています。

 その世界2大オーケストラの間に、中部フィルハーモニー交響楽団第67回定期演奏会「秋山和慶のドヴォルザーク3大交響曲シリーズ」を聴きに行ってきました。
 本日はちょうど演奏中に東京では『祝賀御列の儀』の大パレードが行われていました。

 中部フィルハーモニー交響楽団第67回定期演奏会
 2019年11月10日(日)3:00PM
 指揮:秋山和慶
 独奏:辻彩奈

 序曲「謝肉祭」
 ヴァイオリン協奏曲
 交響曲第8番

 最近、中部フィルに通っています。
 秋山和慶芸術監督のもとオーディションを行い(裁判になった)レベルは高くなっているし、ソリストが魅力的。
 最近の定期演奏会ではチェロの横沢源、ヴァイオリン辻彩奈、ピアノ伊藤恵、ピアノ藤田真央など、日本の第一人者、期待の若手が並んでいます。
 特に来年2月定期の藤田真央さん『ショパンの1番』はチケット争奪戦になりそうです。

 しらかわホールは693席、愛知県芸術劇場コンサートホールは1800席と大分サイズが違いますが、「謝肉祭」の冒頭が始まったときは11月7日(木)に聴いたクリスティアン・ティーレマン指揮するウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と勝負できるのではないかと思いました。

 辻彩奈さんを聴くのは、1月6日に聴いた『バッハ・無伴奏全曲』、と8月24日(土)新日本フィルハーモニー交響楽団(井上道義)で聴いた『シベリウスVn協奏曲』に続いて3回目です。

 第1楽章は緊張しているのでしょう、ミスも散見されましたが、第2楽章以降はスケールの大きい、豊かな音楽を聴かせていただきました。
 この人は有望です。

 隣の昭和区出身だし、中3の時に宗次ヴァイオリンコンクールのレセプションでお話しもさせていただきましたし、今後も出来るだけコンサートに参加させていただきたいと思います。