中部フィルハーモニー交響楽団第69回定期演奏会
 2020年2月15日(土)3:00PM 小牧市市民会館ホール
指 揮:秋山 和慶 ピアノ:藤田 真央

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 2018年9月18日「名フィル平日午後のオーケストラ」で聴いた藤田真央さんのラフマニノフ第2番の素晴らしさに驚いて、2019年3月2日「読響フレッシュ名曲コンサート」ラフマニノフ第3番を聴きに遠征し、またまたその素晴らしさに驚いたのでした。
 2019年6月27日に、第16回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で第2位に入賞。
 今回の中部フィルハーモニー交響楽団のショパン第1番が、僕にとって3回目の協奏曲になります。

 会場の小牧市市民会館は1334席。
 全国からファンが小牧に集まっているはずで、会場はほぼ満席でしたが、当日券はありました。
 会場から小牧城(小牧長久手の戦い)を見ることが出来ます。

 中部フィルハーモニー交響楽団第69回定期演奏会
 2020年2月15日(土)3:00PM
 小牧市市民会館ホール

 指 揮:秋山 和慶
 ピアノ:藤田 真央

 モーツァルト:オペラ「ドン・ジョバンニ」序曲
 ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調
 ベートーヴェン:交響曲第6番ハ短調「田園」

 藤田さんの音はほとんど両手の上下運動は無いのに、燦めくような音がさらさらと流れていく。
 ファゴット(北川陽子さん)とのアンサンブルは美しさの極みでしたね。
 意外なことに、藤田さんにとってこの曲は初めてとのこと。
 ショパンコンクールはどうなっているのでしょう?

 第2楽章後半で、ピアノもオーケストラも静まりかえった会場に、ピピ!ピピ!っと携帯電話が鳴り続けたのでした。
 ピアノアンコールは「トロイメライ」でした。

 多くの観客のためか会場が暑く、前半で帰りました。

 来年はベートーヴェン 生誕250周年記念ツィクルス(秋山和慶)、チャイコフスキー 生誕180周年3大交響曲ツィクルス(飯森範親)だそうで、1年パスすることになりそうです。