「マイヤーニッヒ」は「マイヤーニック」が正しい
 
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 僕は今までに「《チャルダッシュの女王》の名前は間違い」「『過ぎた春』は『最後の春』なのです」という音楽界の間違いを指摘する記事を書いています。
 今回は新しく「「マイヤーニッヒ」は「マイヤーニック」が正しい」という記事を書かせていただきます。

 1991年8月7日、僕はマーラーが交響曲第5番から第8番を作曲した、ヴェルター湖畔のマイヤーニッヒを訪れました。
 タクシーの運転手に「マイヤーニッヒへ」と言うと「マイヤーニックか」という返事。
 これで僕は現地では「マイヤーニック」と呼ばれていることが分かったわけです。

 考えてみれば「Maiernigg」なので、読み方は「マイヤーニック」に決まっています。
 「Maiernig」ならばマイヤーニッヒなんですけれどもね。
 「g」ひとつで読み方が変わってくるのです。

 「マイヤーニック」をヤフーで検索すると出てくるのは僕のページと2017年8月4日のsaraiさんの旅行記だけ。
 saraiさんは内部も見学されており、羨ましいことです。

 マーラーに関する図書でも「マイヤーニッヒ」と書かれており(すべての本を読んだわけではありませんが)、これは困ったことです。
 正しい事実を伝えるために、これらの本はすべて書き直される必要があります。

 インターネットでも正しく「マイヤーニック」で検索すると、記事が出てこないんです。
 そして、間違った「マイヤーニッヒ」で検索すると、記事がいっぱい出てくるんです。
 間違っていると分かっても「マイヤーニック(マイヤーニッヒ)」と書かないと、記事はヒットしないわけです。

 皆さまはどう思われるでしょうか?