中野りなヴァイオリン・リサイタル
2024年3月24日(日)2:00PM 宗次ホール

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 中野りなヴァイオリン・リサイタル
 2024年3月24日(日)2:00PM
 宗次ホール

 ピアノ:ルゥォ・ジャチン(ピアノ)

 シマノフスキ:ヴァイオリンとピアノのための3つの詩曲「神話」Op.30より 第3番
 シューマン:ヴァイオリンソナタ 第1番 イ短調 Op.105
 パガニーニ:ロッシーニの「タングレディ」のアリア“こんなに胸騒ぎが”による序奏と変奏曲
 「24のカプリース」より 第9番/第24番(第11番より変更になりました)
 ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31[ピアノ・ソロ]
 サン=サーンス:ヴァイオリンソナタ 第1番 ニ短調 Op.75

 中野りなさんは2004年生まれ、東京都出身。3歳よりヴァイオリンを始める。
 2021年第90回日本音楽コンクール優勝。
 2022年第8回仙台国際音楽コンクールにおいて、史上最年少の17歳で優勝、及び聴衆賞を受賞し大きな注目を浴びる。
 2023年4月より桐朋学園大学「ソリスト・ディプロマ・コース」及び、9月からはウィーン市立芸術大学にも在学。
 使用楽器:一般財団法人ITOHより貸与されている1716年製のアントニオ・ストラディバリウス

 ルゥォ・ジャチンは1999年、中国・湖南省生まれ(男性)。
 2022年、第8回仙台国際音楽コンクールピアノ部門で第1位。
 (中野さんと同じ年に優勝しているんですね。)
 2023年8月31日(木) コバケン・スペシャルで名フィルと共演。
 ピアノ:ルゥォ・ジャチン
 現在、ニューイングランド音楽院でダン・タイ・ソンに師事している。

 中野さんの演奏を聴いたのは名フィルの2023年7月22日(土)の第87回市民会館名曲シリーズ
 サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番で、素直な演奏に好感を持ちました。

 中野さんは可愛いだけでは無く、弦に弓が吸い付いた音で、テクニックがしっかりしている。
 世間には顔を歪めて気分を出したつもりでいるバイオリニストもいるけれど、僕はそれが苦手。
 中野さんの表情は実に音楽に合っていて、好感を持ちました。

 この日は4時から川瀬賢太郎音楽監督による『ローマ三部作』があるので、残念ながら前半だけ聴いて日本特殊陶業市民会館 フォレストホール(名古屋市民会館 大ホール)に移動します。