ドイツ音楽紀行(5)1997年4月13日(日)
ボン空港での大騒ぎ


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 さて、ボンに到着して通関後、先ずすることは両替だろう。
 で、両替所を探してみたんだが、これが見つからない。
 この空港にはターミナルが2つあるので、荷物を引きずりながらもう1つのターミナルにも行ってみたんだが、やはり両替所がない (@_@)!
 ヒースローには、あんなにたくさんあった両替所なのに、これは一体どうしたことなのだろう?

 インフォーメーションを捜して『TCを現金化したい』と言ってみたら、『今日は日曜なので銀行は休みです』と言われてしまった (@_@) (@_@)。
 つまり、僕はドイツに到着した瞬間に、無一文になってしまったわけだ (^_^;。
 あちこちさまよって、のどが渇いたのに、ジュースを飲む金もない。
 もちろん街へ出ることなんか、とてもできない (^_^;。
 何もできない閉息状態に陥ってしまった。

 ドイツ人は勤勉だ、という話だったが、なんだこりゃ??
 日曜日にドイツに到着した旅行客は、みんなこんな羽目に陥るのだろうか?
 2時からなら両替所が開く、と言われたんだが、こんな所で2時間も時間を過ごさなくてはならないのだろうか?
 日曜日は、ベートーベンハウスが1時までしか開館していない。
 僕のスケジュールはタイトだから、今日行っておかないと、明日の予定にまで影響してしまう。

 カードのキャッシングの機械は見つけたんだが、実力不足で (^_^;お金を出すことが出来なかった。
 今までに、日本でも外国でも、カードでキャッシングなんかしたことがないからねえ‥‥トホホ。
 結局、ポンドをマルクに両替してくれる機械を見つけて、2千円くらいのマルクを手にすることが出来た。
 この機械の使い方も分からず、『ヘルプ!ヘルプ!』と大騒ぎしたけど(^_^;。

 そのお金でボン中央駅行きのバスに乗る。
 バスは高速道路を走り、やがてボン市内に入った。
 と思わぬことに、パンフレットで見たとおりのホテルの前で、バスが停車するではないか!
 『これがマリティム・ボン・ホテルか?』と確認して、バスから降りた(写真右 →)。
 たまたま、バスの路線に入っていたんだ (^_^) 。

 そのままマリティム・ボン・ホテルにチェックイン。
 フロントでTCを現金化して一安心 (^_^) 。
 このホテルは、ボン中央駅からバート・ゴーテスベルグ方面行きのSバーンに乗って、10分くらい。
 近代的で大きなホテルだ。
 荷物を部屋に入れ、すぐ、街へと飛び出す。
 やっと、ここから『ドイツ音楽紀行』が始まるわけだ (^_^;。

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