ドイツ音楽紀行(16)1997年4月15日(火)
 ヴィースバーデン市内観光
 
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 フランクフルトからのSバーンは、ドイツの田園風景の中を走り、約40分でヴィースバーデン中央駅に到着した。
 もう午後3時なので、急がなくては。

 まずは、駅前に出たところでびっくり。
 ヴィースバーデンは温泉保養地だと思っていたのに、駅前には近代的なビルが立ち並んでいる (@_@)。
 もっとも、真ん前は広い公園になり(八重桜がきれい)、これはグリーンベルトとなって、NYのセントラルパークみたいに市街まで続いているんだが。

中央駅前 桜のアップ

 まずは中央駅近くのヴィースバーデン・パレス・ホテルにチェックイン。
 ホテルから市街へ、グリーンベルトを歩くこと10分くらいかな。
 たどり着いたところは都会だった (@_@)。
 ヴィースバーデンはひなびた温泉町だと勝手に思いこんでいた僕は、イメージとの違いに動揺してしまった (^_^;。
 考えてみれば、この街はヘッセン州の州都なんだからね。

 まずはヘッセン州立劇場へ。
 これは、広大なクアパークの中に突然ウィーンの国立歌劇場が建っているような、巨大で由緒ありそうな建物。
 いや、外観はウィーン国立歌劇場より、エレガントで美しい。
 で、演目を見てみると‥‥何と!、この日(4月15日)は、音楽監督の上岡敏之さんの指揮で《リゴレット》。
 僕はこの日はミュージカル《サンセット大通り》を予定していたので大いに悩む。
 『音楽の友2月号』に出ていた、華麗なロココ風のホワイエも見てみたかったし‥‥。
 心は二つ、しかし身体は一つ。
 結局、《サンセット大通り》の方に行ってしまったんだが、これは一生の失敗だったかもしれないと、今になって思う。
 なかなか決められた予定を変更するのは難しい。
 それに《リゴレット》より《サンセット大通り》の方が好きなんだわね (^_^;。

 市庁舎のある広場は工事中だったが、いかにもドイツの広場らしい雰囲気で気に入った。

ヘッセン州立劇場 市庁舎とマルクト教会

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