ドイツ音楽紀行(20)1997年4月16日(水)
カールスルーエ『ブラームス交響曲第1番』初演の地
 
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 11:57カールスルーエ到着。
 乗り換え列車の出発は12:59。
 ということで、1時間のカールスルーエ市内観光を試みた。

 駅前でタクシーに乗り、『地球の歩き方』のバーデン州立劇場の部分の写真を見せて『オペラハウスへ!』と言ったところ、運転手がおかしな顔をした。
 『この写真はオペラハウスじゃない。これは市庁舎だ』と言うわけだ。
 『何でもいいから、先ずオペラハウス!』ということで、タクシーは発車した。

 カールスルーエのオペラハウス(バーデン州立劇場)の音楽監督は、日本でも人気の指揮者、大野和士さん。
 中央駅から駅前の動物園を左手に見ながらまっすぐ宮殿方向に進み、1つ目の大きい交差点の右手、公園の向こう側に見える白い現代的な多角形の建物が、そのオペラハウス(写真右 → )だった、と報告しておこう。

 次に目指すのは宮殿。
 運転手が『ここが宮殿だ』というので、カメラだけ持って庭園をダッシュ。
 写真だけ撮っておいたが、ガイドブックに説明もないので、どういう宮殿なのかも分からない (^_^;。
 
宮 殿 市庁舎

 ここで駅に戻ろうと思ったんだが、運転手が『さっきの写真の建物を見てみるか?』と言ってくれるので、その言葉に従い市庁舎へ。
 確かに、写真の建物は市庁舎であった (^_^) 。

 これで市内観光はおしまい。
 料金はチップ込みで30DM(2400円)だった。
 たった1時間足らずでも、これからは『カールスルーエに行ったことがある』と、胸を張って言えるわけだ (^_^) 。

 また、カールスルーエはブラームスの交響曲第1番が初演された街で、『ブラームスゆかりの地』を訪れる旅をしている僕にとって、一度は行っておきたい街ではあった。

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