ドイツ音楽紀行(26)1997年4月17日(木)
フライブルク市内観光
 
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 8:43フランクフルト発のICに乗り、マンハイム乗り換え。
 マンハイム発9:32のICで 、フライブルクに向かう。
 途中で、昨日訪れたカールスルーエ、バーデンバーデンを通り過ぎる。
 途中からシュヴァルツヴァルト(黒い森)に入るが、とくに森が多いという印象はなく、普通のドイツの田園風景に見える。

 11:02、フライブルクに到着した。
 駅は工事中で姿がなく、隣に仮設駅が建っている。
 コインロッカーに荷物を入れて、街へと向かう。

 僕がこの街に来たのは、ドイツ語の先生がフライブルク出身で、彼女に『美しい街だから、ぜひ行くように』と勧められていたため。

側溝を水が流れる マルティン塔

 駅前からまっすぐ歩き、地下道をこえるとそこはもう旧市街。
 古いドイツの町並みが並んでいる。
 道路の横には細い側溝が通っていて、水がかなりの速さで流れている。
 これは、街を最初に作る時から傾斜を考えておかなくては出来ないことだ。
 しかし、何のためにこの側溝はあるのか?
 昔の給水用かな?
 市電の通る広い KAISER-JOSEPH-STRASSE の右手には、時計台のような塔が建っていて、これがマルティン塔。

 そのまままっすぐ進めば、そこは赤い煉瓦の大聖堂(ミュンスター)。
 かなり古そうな建物で、大規模な修復工事中。
 ミュンスター広場の入り口でキルシュのアイスクリームを食べたが、これはすごく美味しかった。

 大聖堂の中は薄暗かったが、ステンドグラスがきれいだった。
 10人くらいの日本人・中高年・関西弁の団体に会い、彼らのガイドの説明をしばらく聞いていたが、こちらは忙しいので、先に外に出る。

 出たところはミュンスター広場なんだが、この広場には、白いアスパラガス、パン、チーズ等々を山積みにした屋台がいっぱい並んでいる。
 そして、美味しそうな焼きヴルストの屋台もいっぱい。
 匂いがたまらない (^_^) 。

 そのヴルストの屋台に面白そうなものが売られていた。
 FREIBURGER KNO:PFLE といって、この地方の郷土料理なのかな?
 シュペーツレとザウアークラウトと玉ネギを炒めたもので、イメージとしては日本の屋台の焼きそばみたいなもの。 5DM(400円)。
 パンに挟んだヴルストも食べたが、これは塩気が強く、食べているときは美味しかったんだが、あとで猛烈にのどが渇いた。

ミュンスター広場の屋台 FREIBURGER KNO:PFLE

 それからアウグスティナー博物館に行ってみた。
 ガイドブックには、グリューネヴァルトやクラナッハの作品があると書いてあったが、あまりに建物が大きすぎて、良く分からなかった (^_^;。
 こちらも駆け足だったからな。

 で、もう時間もないので、大学の前を通って駅に戻った。
 2時間くらいしか滞在できなかったんだが、この街には、我々がドイツの街に期待する全てのものがあり、僕はすっかり気に入ってしまった。

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