ロンドン・ミュージカル紀行 1998年1月1日(木)
13) 《オリヴァー!》 パラディアム劇場

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 《オリヴァー!》 パラディアム劇場
 1998年1月1日(木) 7:30PM

      OLIVER:NATHANIEL KELLY
 ARTFUL DODGER:BRONSON WEBB
       FAGIN:JIM DALE
      NANCY:SONIA SWABY
     BILL SIKES:JOLYON BAKER
    MR BUMBLE:PAUL SHANE

 いよいよ今回の旅も最後の演目になってしまった。
 パラディアム劇場はとても大きい劇場だがほぼ満席で、2月にクローズするというのが信じられないほど。
 ヴィクトリア時代のロンドンを舞台にしたこのミュージカルほど、ロンドンにぴったりの作品は無いと思う。

 ライオネル・バートの音楽は素晴らしいし、サム・メンデスの演出も冴えているし、このミュージカルは好きだな。
 オリヴァー・マーチの間に、後ろにセントポール寺院が見えてきて、マンホールの下の地下室がせり上がってくるところなんか、ゾクゾクしてしまう。
 個人的には、もう少しセリフの部分が少ないと助かるんだが (^_^;。

 一昨年見たときにもびっくりしたんだが、オリヴァーとドジャーの子役がすごく上手 (@o@)。
 子役といえばガブロッシュも素晴らしかったんだが、イギリスの幼児音楽教育はどうなっているのだろうか?

 ファイギン(と発音していたような‥‥ロンドン訛りか?)役のジム・デイルは演劇畑の大物みたいだが、ちょっとした動作で、あっという間に観客を引き込んでしまって、さすがだ。

 カーテンコールではオリヴァーとドジャーが早く、二人揃って出てきてしまうのが惜しい。
 一人一人に精一杯の拍手を送りたいのにな。
 
 
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