ドイツ音楽紀行99(8) 1999年4月30日(金)
メルン (ティル・オイレンシュピーゲル)

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 リューベック発12:16。
 次の目的地はリューネブルクへの鉄道上にあるメルンだ。
 ラッツェンブルクからメルンのあたりから美しい湖が多くなる。

 メルン到着は12:42。
 『地球の歩き方97〜98』に書かれている街の中心マルクト広場を目指しひたすら歩く。
 メルンは赤煉瓦の屋根の家が並ぶ、中世そのままの美しい街だった。
 しかし、マルクト広場は結構遠くて疲れた。
 僕はコートを着ているのに、この日は暑かった (^_^;。

 メルンはティル・オイレンシュピーゲルが死んだ街として有名だという。
 ティルのことはリヒャルト・シュトラウスの交響詩 《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》 でしか知らないんだが、中世ドイツのいたずらものらしい。
 有名なティル・オイレンシュピーゲルの銅像はニコライ教会前のマルクト広場にあった。
 道化師の姿で、ピンと立った親指の先と組んだ足のつま先がピカピカしている。
 そこに触るといいことがあるらしいので、僕も触っていろいろお祈りしておいた。
 市内の案内標識には『オイレンシュピーゲルの噴水』と書かれていたが、銅像の下に見える水道管 (^_^; から水は出ていなかった。

   ← ニコライ教会

   ティル・オイレンシュピーゲル ↓

 次にすぐそばにある郷土博物館に行こうと思ったんだが、これが12時から2時までお休み。
 ニコライ教会も同じ (>_<) 。
 僕のように時間が少ない旅行者は、とても2時までここで待つことは出来ない。
 仕方が無いので教会の周りを回ってみたら、正面左側の壁に Eulenspiegel Gedenkstein なるものを発見した。
 『1350年からこの石はここにあり、ティルはこの下に埋葬されている』云々。
 ( ← 写真)どうもこの石がティルのお墓になるようだ。

 また歩いて駅まで戻る。
 途中に乗船場があったので寄ってみた。
 この街は周囲を美しい湖に囲まれた街なのだ。
 観光船の名前は 『オイレンシュピーゲル号』 だった (^_^) 。

 13:42メルン発。 14:20リューネブルク着。

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