ドイツ音楽紀行99(15) 1999年5月2日(日)
 ベルリンX (博物館の島)

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 5月2日、本日の目的は美術館めぐりと昨日に続くチケット確保。
 シュプレー川の中州には美術館・博物館が集まり、「博物館の島」と呼ばれている。
 おなじみツォー駅前100番バスの乗り場へ行ってみると、そこにいたおじさんが『今日はバスは無し。Sバーンに乗るように』と言うんだ。
 話を聞いたところ、今日はマラソンがあるんだそうだ (@o@)。
 昨日のフィルハーモニーは一年に3回のチケットオフィス休みの日だったのに、今日はマラソンか (^_^;。
 Sバーンは走りながらベルリンを外から見る感じで、アレクサンダープラッツのテレビ塔がだんだん近づいてくるところが面白い。

 ペルガモン博物館へは Hackescher Markt(アレクサンダープラッツの一つ手前)で降りて、徒歩5分くらい。
 何と! この日は第一日曜日で、月に一度の無料入場日であった\(^o^)/。
 入り口から入るとすぐの部屋に、ペルガモン博物館の呼び物『ゼウスの大祭壇』が聳えている。
 階段を上って上まで行けるとは知らなかった(@_@)。

 ペルガモン博物館の入り口にはペリクレスの頭部のポスターが貼られていた。
 この頭像は大変有名なので、ぜひ見てみたい。
 ノートに『Perikles』と書いて、係員に見せて回る。
 しかし、誰もこの像の在処を知らないのだ。
 あのポスターは何だったのであろうか?

 最終的にインフォーメーションで聞いたところ、ペリクレスの像は旧博物館にあるんだそうだ。
 ついでにナショナルギャラリー(工事中みたい)について聞いたところ『She is Closed』と、女性代名詞で受けるところが、さすがにドイツ人だなと思った (^_^) 。
 それはさておき、ナショナルギャラリーが閉館しているのは残念であった。

 さっそく旧博物館に移動。
 『地球の歩き方97〜98』には大した展示も無いように書かれている旧博物館だが、こんなところにあのペリクレスの頭像があったのか(@_@)。
 また例の『Perikles』と書いたノートを係員に見せて回る。
 知らない係員もいたが、最終的に僕はペリクレスの頭像を見ることが出来た。
 『ローマ時代のコピー』と書かれていたが、これが教科書に載っているペリクレスの頭像に間違いないんだろうね?

 ここで嬉しい驚きだったんだが、この旧博物館の一角で、工事中のナショナルギャラリーの絵画が展示されていたのだ\(^o^)/。
 音楽ファンの僕が関心を持ったのは、アドルフ・メンツェル(1815 - 1905)の『サンスーシーのコンサートでフルートを吹くフリードリッヒ大王』。
 音楽の教科書(バッハの管弦楽組曲第2番)に載っていたよね、この絵。



ベックリン『死の島』
フルートを吹くフリードリッヒ大王

 それから『地球の歩き方97〜98』には新ナショナルギャラリーにあると書かれていた、アルノルド・ベックリン(1827 - 1901)の『死の島』。
 この絵(の複写)からインスピレーションを受けたロシアの作曲家ラフマニノフは交響詩《死の島》を作曲した。
 墓場のある岩山のような島に、船で棺を運んでいく場面のようだ。
 僕はバーゼル美術館の同名の絵も見たことがあるが、ベルリンの絵の方が小さい印象を持った。

 出口の売店でナショナルギャラリーの解説本を買った僕は、その中にカスパール・ダヴィッド・フリードリッヒの絵を見つけた。
 是非この絵を見てみたい、ということで再入場。入場無料だからね (^_^) 。
 しかしフリードリッヒの絵は見つからない。
 係員に解説本を見せても『ここには無い』と言うだけ (-_-) 。
 しかし、何人目かのお姉さんが『この絵はシャルロッテンブルクにある』と教えてくれた (^_^) 。
 美術館の係員もやっぱり若い子がいい。
 年寄りはダメだ、英語をしゃべれないからね (^_^;。
 ということで、自動的にシャルロッテンブルク宮殿に行くことが決まってしまった。

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