ウィーン・ミレニアム紀行(16)2000年1月2日(日)の2
カフェ・ツェントラル & 美術史美術館

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◇カフェ・ツェントラル

 さて、雪道をトボトボ地下鉄駅まで戻り、次に目指すはカフェ・ツェントラル。
 いつも混雑して入ることができなかったカフェ・ツェントラルだったが、とうとう入ることができた (^_^) 。
 カフェ・ツェントラル・トルテというケーキを注文してみたが、クルミが入ったチョコレートケーキであった。

カフェ・ツェントラル カフェ・ツェントラル・トルテ


 さて、これから何処へ行こうか?
 雪が降り始め、道路はますます歩きにくくなっている。
 それよりも、この日が日曜日というのがまずかった。
 『落ち穂拾い』しようにも、オットー・ワグナーの中央郵便局とか、閉まっている施設が多い。

◇美術史美術館

 ということで、美術史美術館に行くことにした。
 美術館の中は大変混雑していた。
 同じことを考える人が多いのであろう (^_^) 。



   雪の美術史博物館 ↑

         アルチンボルドの絵 →

 何年前になるのだろう、アルチンボルドの異様な絵を初めて見たのがこの美術館だった。
 魚とか果物とかで、人の顔を描いている絵ね。
 僕はそれ以来のアルチンボルド・ファンなんだが、彼の絵はウィーン以外では何処にあるのだろう?
 ルドルフ2世の収集物は、30年戦争末期に侵入したスウェーデン軍により持ち去られたというが、スウェーデンに行けばアルチンボルドの絵を見ることが出来るのだろうか?

 ルーベンスの部屋に『Franz・Xaver の奇跡』という大きい絵が架かっていた。
 『フランツ・クサヴァーって誰だ?』と思うと、これがフランシスコ=ザビエル (@o@) 。
 ザビエルはヨーロッパでも有名人なんですね。
 大友宗麟を改宗させた場面だそうだが、大友宗麟がまるっきりギリシャ人なのには笑えた。

 他はブリューゲルとか『王女マルガリータ』とか。
 このような巨大な美術館巡りは、体力の消耗が激しい (^_^;。
 フェルメールも探したが、ワシントン出張中なんだって。

 美術史美術館の次に目指すは、ムジークフェラインの向かいにあるウィーン歴史博物館。
 ここは昔のウィーンの地図とか建物の設計図や模型が並んでいて、ちっとも面白くなかった。
 


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