ウィーン紀行(3) 03.12.31(水)
グムペンドルフ教区教会・ハイドン公園(ハイドンの葬儀と旧墓)

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◇ グムペンドルフ教区教会(ハイドンの葬儀)

 ハイドン探索を続けます。
 次は、ハイドンの葬儀が行われたグムペンドルフ教区教会です。
 ハイドンは1809年5月31日、ナポレオン軍に占拠されたウィーンで死亡しました。
 壁の銘板によれば、6月1日に葬儀が行われたようです。
 教会内部は真っ暗でしたが、デジカメだと綺麗に撮れてしまう話は「ブダペスト紀行(14)デジカメについて」に書きました。

グムペンドルフ教区教会 壁の銘板
 
デジカメで撮った教会の内部  


◇ ハイドン公園

 1809年6月、ハイドンの遺体はフントシュトルム墓地に葬られました。
 1820年に遺体をアイゼンシュタットにあるエステルハージー家ゆかりのベルク教会に移すことになり、棺を開くと遺体には頭部がありませんでした。
 エステルハージー家の元書記官が、埋葬の数日後に切断して盗み出していたのです。
 頭部はいろいろな人の手を渡り、1954年にやっと胴体と一緒になりました。

 フントシュトルム墓地は1874年に閉鎖され、1926年にハイドン公園となりました。
 広い公園を探すと、片隅にハイドンの墓石がありました。
 この墓石は1842年と1900年に修復されているそうです。
 雨が強くなり、傘を差しながら写真を撮るのも大変ですが、予定はこなさないと‥‥。

ハイドン公園 片隅にハイドンの墓石
だんだん近づいて これがハイドンの墓石なのかな?
  

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