前へ ホームページ ウィーンの目次 次へ |
◇ グンペンドルフ教区教会(ハイドンの葬儀) ハイドン探索を続けます。 次は、ハイドンの葬儀が行われたグンペンドルフ教区教会です。 ハイドンは1809年5月31日、ナポレオン軍に占拠されたウィーンで死亡しました。 壁の銘板によれば、6月1日に葬儀が行われたようです。 教会内部は真っ暗でしたが、デジカメだと綺麗に撮れてしまう話は「ブダペスト紀行(14)デジカメについて」に書きました。
◇ ハイドン公園 1809年6月、ハイドンの遺体はフントシュトルム墓地に葬られました。 1820年に遺体をアイゼンシュタットにあるエステルハージー家ゆかりのベルク教会に移すことになり、棺を開くと遺体には頭部がありませんでした。 エステルハージー家の元書記官が、埋葬の数日後に切断して盗み出していたのです。 頭部はいろいろな人の手を渡り、1954年にやっと胴体と一緒になりました。 フントシュトルム墓地は1874年に閉鎖され、1926年にハイドン公園となりました。 広い公園を探すと、片隅にハイドンの墓石がありました。 この墓石は1842年と1900年に修復されているそうです。 雨が強くなり、傘を差しながら写真を撮るのも大変ですが、予定はこなさないと‥‥。
|