ウィーン 落ち穂拾いの旅
16)メルビッシュ湖上オペラ 《白馬亭にて》
2008年8月14日(木)

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 SEEFESTSPIELE MOERBISCH とは、『メルビッシュ湖上音楽祭』と訳すのが正しいのでしょうか。
 入口を入ると、ショップや食事のスタンドが並んでいます。
 劇場の中にはレストランもありましたが、茹でたヴルストで質素な夕食です。
 
劇場入口 スタンドが並ぶ
夕 食 会場から見下ろすと


 ブルゲンラントの平野に夕陽が落ちて、開幕の時間が迫ってきます。
 ウィーンからも遠いオーストリアの東端の劇場なのに、ほぼ満席の人が集まってきて、驚いてしまいます。
 湖上オペラの広いステージにはザンクト・ヴォルフガンクの町並みが再現されており、白馬亭は右側にあります。
 
ブルゲンラントの平野に夕陽が落ちて ノイジードラー湖
    湖上オペラステージ
徐々に暗くなり 観客も集まってくる
 

     ラルフ・ベナツキー《白馬亭にて》
     2008年8月14日8:30PM

 指揮:ルドルフ・ビーブル 演出:カール・アブセンガー

   カイザー・フランツ・ヨーゼフU
     :アルバートルプレヒト
   レオポルド・ブラントマイヤー
     :ラインハルト・フェンドリッヒ
   ヨゼファ・フォーゲルフーバー
     :インゲボルク・シェプフ
   オットー・ジードラー
     :カルステン・ズュス
   ヴィルヘルム・ギーゼック
     :クラウス・ディーター・レルヒェ
   オッティーリエ
     :アンヤ・カタリーナ・ヴィッガー
   ジークムント・シュルツハイマー
     :クラウス・エーベルハーティンガー

 舞台はザルツカンマーグートにあるザンクト・ヴォルフガング湖に面したホテル白馬亭。
 女主人のヨゼファは弁護士ジードラーに失恋し、彼女を愛する給仕頭のレオポルドと結ばれる。

 予習なしの観劇でしたが、だいたいのストーリーは分かりました。
 ベナツキーの音楽は観客によく知られているようで、揃った手拍子や観客が一緒に歌い出す場面もありました。
 
 カール・アブセンガーの演出は広いステージを上手く利用したもので、乗用車も出てきたような。
 さすがの湖上オペラで、フランツ・ヨーゼフ皇帝は船に乗って登場しました。

 マイクを使っていても、声の優劣は良く分かります。
 カーテンコールの後は大花火大会で、日本と同じような花火が上がっていました。

湖上オペラなので船も出てくる フランツ・ヨーゼフ皇帝の登場
カーテンコール 終演後は大花火大会


 
 
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