ウィーン 落ち穂拾いの旅 27)アンスフェルデン ブルックナーの生家
2008年8月16日(土)

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 リンツのハウプトプラッツでタクシーに乗り、まず目指すはブルックナー生誕の地アンスフェルデンです。
 リンツからアンスフェルデンまでは15Kmとか。
 タクシーはハイウェイに乗りビュンビュン飛ばし、料金が心配になります。
 このタクシー、メーターを倒してないんですから (@o@)。

 下の地図をご覧下さい。
 リンツ、アンスフェルデン、聖フローリアン教会の位置関係が分かるでしょうか。。
 ハイウェイから降りたアンスフェルデンにはエアポートもあるようで、予想外ににぎやかなところでした。
 


 しかし運転手さんに「行きたいのはブルックナーハウスか?」と聞かれて到着した本来のアンスフェルデンは、こぢんまりとした田舎町でした。
 村の入口にブルックナーの胸像が建っていました。
 左後ろの教会にご注目下さい。
 
教会とブルックナー像 アップ


 この教会の裏にブルックナーの生家があります。
 1824年9月4日、アントン・ブルックナーはアンスフェルデンの小学校教師の長男として生まれました。
 父親は教会の聖歌隊指揮者やオルガニストもしていました。
 トーネル少年もこの教会のオルガンを弾いたそうです。

教会とブルックナーの生家  
壁のプレート 入口の掲示を見ると‥‥


 入口の掲示を見ると「午後は2時から開館」と書かれていました (@o@)。
 2時からは聖フローリアン教会のガイドツアーがあるんです。

 開館時間をガイドツアーとぶつけるとは、あまりにもひどいではありませんか。
 遠くからやって来るブルックナーファンを何だと思っているのでしょう。
 1時から開館すれば良いではありませんか!

 仕方がないので、1991年に行ったときの写真を出しましょう。
 この頃の写真は、いつも自分が真ん中に写っているので困ってしまいます (^_^; 。

生家は小学校 壁の絵に注目


 ブルックナーの生家は小学校でもあり、椅子が並んでいました。
 かつてはトーネル少年もこの椅子に座って勉強をしたのでしょう。

 他にもブルックナーが弾いたリンツ大聖堂のパイオルガンの鍵盤部分(だったと思う)や交響曲の楽譜など、展示内容は充実していました。

 案内の中年女性から「壁の絵をご覧なさい。村人がこの部屋でレントラーを踊っているところです。あなたもブルックナーの交響曲のレントラーを知っているでしょう?」と説明されて、僕は舞い上がってしまいました (^_^ゞ。
 
 
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