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リンツのハウプトプラッツでタクシーに乗り、まず目指すはブルックナー生誕の地アンスフェルデンです。 リンツからアンスフェルデンまでは15Kmとか。 タクシーはハイウェイに乗りビュンビュン飛ばし、料金が心配になります。 このタクシー、メーターを倒してないんですから (@o@)。 下の地図をご覧下さい。 リンツ、アンスフェルデン、聖フローリアン教会の位置関係が分かるでしょうか。。 ハイウェイから降りたアンスフェルデンにはエアポートもあるようで、予想外ににぎやかなところでした。
しかし運転手さんに「行きたいのはブルックナーハウスか?」と聞かれて到着した本来のアンスフェルデンは、こぢんまりとした田舎町でした。 村の入口にブルックナーの胸像が建っていました。 左後ろの教会にご注目下さい。
この教会の裏にブルックナーの生家があります。 1824年9月4日、アントン・ブルックナーはアンスフェルデンの小学校教師の長男として生まれました。 父親は教会の聖歌隊指揮者やオルガニストもしていました。 トーネル少年もこの教会のオルガンを弾いたそうです。
入口の掲示を見ると「午後は2時から開館」と書かれていました (@o@)。 2時からは聖フローリアン教会のガイドツアーがあるんです。 開館時間をガイドツアーとぶつけるとは、あまりにもひどいではありませんか。 遠くからやって来るブルックナーファンを何だと思っているのでしょう。 1時から開館すれば良いではありませんか! 仕方がないので、1991年に行ったときの写真を出しましょう。 この頃の写真は、いつも自分が真ん中に写っているので困ってしまいます (^_^; 。
ブルックナーの生家は小学校でもあり、椅子が並んでいました。 かつてはトーネル少年もこの椅子に座って勉強をしたのでしょう。 他にもブルックナーが弾いたリンツ大聖堂のパイオルガンの鍵盤部分(だったと思う)や交響曲の楽譜など、展示内容は充実していました。 案内の中年女性から「壁の絵をご覧なさい。村人がこの部屋でレントラーを踊っているところです。あなたもブルックナーの交響曲のレントラーを知っているでしょう?」と説明されて、僕は舞い上がってしまいました (^_^ゞ。 |