『パリ お墓とオペラの旅』 2011年4月30日(土) 10)マドレーヌ寺院&チケット確保 |
オペラ座(ガルニエ)からマドレーヌ寺院まではメトロで一駅です。 ギリシャ建築風で、パリに合っているのか合っていないのか。 1849年10月17日、ショパンはヴァンドーム広場に面した部屋で息を引き取りました。 享年39歳。 ショパンの葬儀は10月30日にこの教会で執り行われました。 葬儀にはピアノソナタ第2番の「葬送行進曲」、そして彼の希望どおりモーツァルトのレクィエムが演奏されたそうです。
祭壇は「マグダラのマリア」でしょうか。 薬の壺は持っていないようですが‥‥。 振り返ると、入口の上に大きなオルガンがありました。 かつてカミーユ・サン=サーンス(1858〜1877)、ガブリエル・フォーレ(1896〜1905)がこの教会のオルガニストを勤めたのでした。 1924年、フォーレは肺炎を患い、11月4日パリで79歳の生涯を終えました。 彼の葬儀は国葬としてマドレーヌ寺院で行われ、代表作『レクイエム』が演奏されました。 パッシー墓地にある彼のお墓には、先ほどお参りしたばかりです。
残された時間でチケット獲得作戦を続けます。 シャトレ座では今晩、ミュージカル《スウィーニートッド》が上演されるそうで、喜んでチケット購入。 シャンゼリゼ劇場では5月3日に《トロヴァトーレ》が上演されるそうで、サル・プレイエルのヒラリー・ハーンとバッティングですが、掛け持ちすることにしてチケット購入。 これで希望していた主な劇場に入ることが出来ることになりました (^_^) 。
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