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「黄金の小屋根」を背にしてヘルツォーク・フリードリヒ通りを進むと、道はそのまま新市街のマリア・テレジア通りになります。 右側に建っているのがシュピタール教会。 ノルトケッテを背景にした写真は芸術写真だと思っているのですが、いかがでしょうか?
なおも進むとインスブルックの観光写真で有名な「アンナ記念柱」が建っています。 せっかくの撮影ポイントなのにトラックがどっしりと停まっていてガッカリです。 「アンナ記念柱」はチロルを占領していたバイエルン軍が1703年7月26日の「聖アンナの日」に兵を引き上げたことを記念して建てられました。 柱の上に立っているのは聖母マリアで、聖アンナ像は下の方にあるそうです。
なおもマリア・テレジア通りを進むと凱旋門があり、ここを左折するとインスブルック中央駅があります。 「14)インスブルック王宮」にも書きましたが、1765年インスブルックでマリア・テレジアの次男レオポルト2世とスペイン王妃マリア・ルドヴィカの結婚式が行われました。 式典の期間中にマリア・テレジアの夫フランツ・シュテファンが急逝しました。 マリア・テレジアは夫の死を深く悲しみ、夫が没した地インスブルックに設置された凱旋門は、結婚を祝福する歓喜と、もう片面は哀悼を表したものとなりました。 両面の写真を撮りましたが、どちらがどちらか、よく分かりませんでした (^_^; 。
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