名古屋尾張地域市民オペラ振興会 《ナクソス島のアリアドネ》 (2) 2006年11月19日(日)2:00PM 名古屋芸術創造センター |
昨日(18日・土)は涙の大阪出張で、昼夜2回の公演を見ることが出来ませんでした。 本日は大阪から会場に直行です。 二階席はガラガラで、まったく惜しいことです。
リヒャルト・シュトラウス 《ナクソス島のアリアドネ》 2006年11月19日(日)2:00PM 名古屋芸術創造センター 指 揮:クリスティアン・ハンマー (ロストック国民劇場第一指揮者) 演 出:岩田達宗 管弦楽:名古屋二期会管弦楽団 公演総監督:山田信芳
第一幕では、作曲家役の近藤にれさんが良かった。 近藤さんは蒲郡の《カルメン》を見たことがあるが、この作曲家役がしっかりしていると第一幕の筋が通ってくる。 田辺とおるさんとの掛け合いも良く、一昨日とは別のオペラを見ている感じ。 加藤さんのバッカスは、笛田さんほどの声量はないが、かっちりとまとめたもの。 ただ、もじゃもじゃのカツラと後ろから照らす照明の関係もあり、神様というよりは浮浪者に見えてしまったのが残念 (^_^; 。 山田祐規子さんのツェルビネッタは飯田さんより役に合っていると思うが、声量もコロラトゥーラのテクニックも、この役には不足しているようだ。 服装が短いスカート(バレエのチュチュって言うの?)で、飯田さんより露出度が高かった (^_^) 。 三人のニンフは今日の方がずっと良かった。 最後の三重唱は、本当に美しい。 今回の公演を見て、改めてこのオペラが好きになりました。 来年の関西二期会の公演にも行ってみようかと思っています。 |