ベートーベン 《フィデリオ》 2006年12月3日(日) 新国立劇場 |
本日の観劇はまず2PMから新国立劇場の《フィデリオ》。 一幕だけ見てミューザ川崎の《マクロプロスの秘事》へ移動する予定。
《フィデリオ》はベートーベン唯一のオペラだが、失敗作として有名だ。 今までに見たのは、ベームのTV放送と、フランクフルト歌劇場で見たマルターラーのひどい舞台。 ということであまり期待していなかったんだが、この舞台は良かった。 新国立劇場《フィデリオ》 2006年12月3日(日)2:00PM 指揮:コルネリウス・マイスター 演出・美術:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ ドン・フェルナンド:大島 幾雄 ドン・ピツァロ:ハルトムート・ヴェルカー フロレスタン:ステファン・グールド レオノーレ:エヴァ・ヨハンソン ロッコ:長谷川 顯 マルツェリーネ:中村 恵理 ヤッキーノ:樋口 達哉 何より、オペラらしい緊迫感がある。 演出のマレッリは、かなりセリフを刈り込んだそうだが、これは有効で、音楽的な緊張感が途切れることが無かった。 有名な「囚人の合唱」が整列して歌われたのは興ざめだったが、途中から太極拳を踊り出したのは気に入った (^_^) 。 二幕も見たかったが、《マクロプロスの秘事》を見るために川崎に移動。 |