ヤナーチェク:歌劇 《マクロプロスの秘事》
  2006年12月3日(日)5:00PM ミューザ川崎

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 初めて行ったミューザ川崎は、JR川崎駅のすぐそば。
 品川から川崎までは東海道線で1駅なので、名古屋からだとサントリーホールなどよりずっと近いコンサートホールです。

川崎駅からミューザ川崎へ  
   
 
 
          東京交響楽団創立60周年記念
        ヤナーチェク:歌劇 《マクロプロスの秘事》
     (セミ・ステージ形式、チェコ語上演、全3幕、字幕付)
  2006年12月3日(日)5:00PM ミューザ川崎シンフォニーホール

       指揮:飯森範親  演出:マルティン・オタヴァ

   エミリア・マルティ(オペラ歌手):イヴォナ・シュクヴァロヴァー(ソプラノ)
   コレナティ(弁護士):ヤン・フラディーク(バリトン)
   ヴィーテク(コレナティの秘書):ズデニェク・シュムカージ(テノール)
   クリスタ(ヴィーテクの娘):モニカ・ブリフトヴァー(ソプラノ)
   アルベルト・グレゴル(グレゴル家の子孫):ペトル・ストルナド(テノール)
   ヤロスラフ・プルス:イジー・クビーク(バリトン)
   ヤネク(プルスの息子):経種廉彦(テノール)
   ハウク(瘋癲老人):伊達英二(テノール)
   機械係:志村文彦(バリトン)
   掃除婦/小間使い:押見朋子(メゾ・ソプラノ)




 ストーリー
 グレゴル家対ブルス家の遺産争いの場に現れた美貌のソプラノ歌手エミリア・マルティは、皇帝ルドルフ二世の命で不老長寿の薬の実験台となった1575年生まれの337歳だった。

 初めて行ったウィーンでアルチンボルトの絵を見てからルドルフ二世に興味を持ち、2004年のゴールデンウィークにはプラハまで彼のお墓を見に行きました。
 謎に満ちた皇帝は、このようなオペラの題材にピッタリなのでしょう。

 マルティン・オタヴァの演出は、舞台奥に作られた部屋の中で、すべての話が進んでいくオーストドックスなものでした。
 初めてこのオペラを見る僕としては、分かりやすいのは助かります (^_^; 。

 ヤナーチェックの音楽は決して聴きやすくはありませんが、それでも不思議な魅力を持っています。

 本場チェコから招いたキャストはさすが本場物で、日本にいながらチェコ語上演を見ることが出来るとは嬉しいことです。

 飯森さん指揮するオーケストラも、緊張感にあふれたスケールの大きい演奏で、レベルの高い公演に満足満足 (^_^) 。
 
 
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