アリーナ・イブラギモヴァ 無伴奏ヴァイオリンリサイタル
2011年11月21日(月)6:45PM 宗次ホール

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 11月19日(土)名フィル定期のショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲を聴いて、その迫力に圧倒されたアリーナ・イブラギモヴァ。
 ラチャ・アヴァネシヤンに続く逸材かと、宗次ホールのコンサートに行ってきました。

 この日は電気文化会館のヴァレリー・アファナシエフのチケットを買ってあったのですが、ハシゴする予定。
 世界トップクラスのヴァイオリニストとピアニストがバッティングするとは、名古屋もなかなかの音楽都市ではありませんか (^_^) 。

 アリーナ・イブラギモヴァ 無伴奏ヴァイオリンリサイタル
 2011年11月21日(月)6:45PM 宗次ホール

 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ(全曲)
 第1番 ロ短調 BWV.1002
 第2番 ニ短調 BWV.1004(シャコンヌ)
 第3番 ホ長調 BWV.1006

 ウィークデイなので、2曲目から聴きました。
 ちょっと作戦ミスがありまして、第2番(シャコンヌ)を弾いてから休憩時間になると思っていたのに、なんと!休憩後にパルティータ第2番が演奏されました。

 つまり、休憩時間の20分が、まったく無駄な時間になってしまったわけです (^_^ゞ。

 イブラギモヴァの演奏はもちろんハイレベルのものでしたが、弓の音圧を下げてしまう場面が多く、「せっかくの実力を持ちながら、どうして?」とフラストレーションが溜まりました。

 大きい音で早めのテンポで弾き飛ばす部分の迫力には、改めて感心しましたが‥‥。

 イブラギモヴァの左手はまったくビブラートがかかっておらず、バロックスタイルの演奏でした。
 ビブラート無しだと、微妙な音程の修復が難しいんですよね。

 結論としては、2011年3月14日に聴いたシェロモ・ミンツの力感に溢れた演奏を懐かしく思い出すことになってしまいました。
 
 シャコンヌが終わってすぐ宗次ホールを飛び出し、タクシーで電気文化会館に向かいました。
 
 
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