小林研一郎&有希 マヌエラ・ヤンケ&名フィル
2012年7月20日(金)6:45PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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 コバケン・スペシャル・ファイナル(Vol.24)

 2012年7月20日(金)6:45PM
 愛知県芸術劇場 コンサートホール

 小林研一郎 (指揮/名フィル桂冠指揮者)
 有希 マヌエラ・ヤンケ* (ヴァイオリン)

<ベートーヴェン・セレクションⅢ>
 ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲ニ長調
 ベートーヴェン: 交響曲第6番ヘ長調『田園』

 本日の目的はヴァイオリンの、有希 マヌエラ・ヤンケさん。
 有希 マヌエラ・ヤンケは、1986年ミュンヘンでドイツ人の父と日本人の母の音楽家一家に生まれ、3歳でヴァイオリンを始めた。
 姉と2人の兄も音楽家としての道を歩む。
 2004年には、イタリアのジェノバで行われたパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで最高位(1位なしの2位)を受賞し、国際的なソリストとしてのキャリアをスタートさせた。
 ジェノヴァにあるパガニーニの「カノン砲」を弾いたらしい。

 2012年8月より名門ドレスデン・シュターツカペレ初の女性コンサートマスターに就任することが決まっている。
 日本音楽財団から貸与されているストラディバリウス1736年製ヴァイオリン『ムンツ』を使用している。

 有希 マヌエラ・ヤンケの演奏はなかなか気に入りました。
 特に第2楽章からが良かったと思います。
 同じホールで聴いた庄司紗矢香さんより存在感があったけれど、これは体型のせいかもしれません (^_^ゞ。

 しかし、ザルツブルクで聴いたパトリツィア・コパチンスカヤのような衝撃はありませんでした。
 コパチンスカヤは秋に来日するそうで、兵庫県立芸術文化センターのチケットを確保しました。

 今回が「コバケン・スペシャル」も最後だそうで、小林研一郎さんのスピーチがあって、「数年後にまたお会いできれば」という‥‥意味深長と感じたのは僕だけでしょうか?