2013 渡部 純 ソプラノリサイタル
2013年4月11日(木)6:30PM 電気文化会館 ザ・コンサートホール

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 2013 渡部 純 ソプラノリサイタル

 2013年4月11日(木)6:30PM
 電気文化会館 ザ・コンサートホール

 ピアノ:山下 勝

 ロッシーニ:ヴェネツィアの競艇
 バーンスタイン:シルエット
 ドヴォルザーク:《ルサルカ》より“月に寄せる歌”
 プッチーニ:《蝶々夫人》より“ある晴れた日に”
 他

 渡部 純さんは国立音楽大学卒業。
 東京二期会オペラスタジオおよび新国立劇場オペラ研修所などで研鑽を積み、2001年に渡米。

 ニューヨーク・マンハッタン音楽院にて修士号及びディプロマ取得。
 カーネギーホール、リンカーンセンターなどに出演。

 2012年より地元である名古屋を拠点とし、名古屋二期会ニューイヤーコンサート、市民の「第九」コンサートなど、活躍の場を広げている。

 僕が渡部さんを初めて聴いたのは2010年1月10日の名古屋二期会ニューイヤーコンサート(当時は渡部純子さん)。
 “ある晴れた日に”の何と見事だったことか。
 それから、ちょっと追っかけをするようになりました。
 今回は初めてのリサイタルということで、楽しみにしておりました。

 後半のプログラムを聴きました。
 会場は満席状態で席を探すのが大変。
 トークが付いた親しみやすいコンサートでした。

 曲目はイタリア古典歌曲、フォーレやブラームスなどの歌曲、黒人霊歌、そしてオペラのアリアなどなど多方面にわたるものでしたが、オペラのアリアが2曲だけだったのは残念でした。

 僕は2011年3月25日この会場で行われた「名古屋二期会フレッシュコンサート」でも渡部さんの《蝶々夫人》を聴いて「ビビビ!」と来たものです。
 残念ながら、今日はあの時のような声の迫力を感じることが出来ませんでした。
 期待が大きすぎたのでしょうか?

 これから名古屋の声楽界のリーダーになって行かれる方だと思いますので、今後の活躍を期待していきたいと思っています。