セントラル愛知交響楽団第201回定期演奏会~冬~
指 揮:齊藤一郎 クラリネット:箱﨑由衣
2024年1月19日(金)6:45PM 三井住友海上しらかわホール

『REVIEW24』に戻る  『ホームページへ』 ブラームス関連史跡
  
 
 セントラル愛知交響楽団第201回定期演奏会~冬~
 2024年1月19日(金)6:45PM
 三井住友海上しらかわホール

 指 揮:齊藤一郎(首席客演指揮者)
 クラリネット:箱﨑由衣*

 ホルスト:冬の牧歌
 ブラームス(ルチアーノ・ベリオ編曲):クラリネットソナタ第1番ヘ短調Op.120-1(管弦楽版)*
 ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98

 僕は2009年7月24日に《フィデリオ》(演出:池山奈都子)を聴いて以来、齊藤一郎さんのファンです。
 セントラル愛知交響楽団は昨日の愛知室内オーケストラに較べ、迫力が一回り大きかった印象です。
 曲の関係もあるのでしょうが……。

 クラリネットの箱﨑由衣さんは第30回日本管打楽器コンクール(2013年)第1位。
 茨城県出身、東京音楽大学卒。
 セントラル愛知交響楽団の秘蔵っ子です(多分)。
 ロビーではCDが売られていました。

 白いドレスの箱﨑さんは美しい音色で、女性のクラリネットソロを見る機会は無かったので良い目の保養となりました。
 ベリオの曲は前奏まで付けたりして『ブラームスのクラリネットソナタ第1番の主題による創作曲』だったでしょうか。
 原曲の方が自然で良いですね。
 僕は2番の方が好きで、ヴィオラで演奏したことがあります。

 ソロアンコールは弦楽合奏付きで、シューマン(萩森英明編曲):幻想小品曲でした。

 交響曲第4番は先日TVでペトレンコ指揮のベルリンフィルを聴いたばかり。
 齊藤さんの指揮はスケールの大きいものでしたが、もう少し細やかな表情付けが僕としては欲しかった。
 でも、フルシャ指揮のN響よりはこちらの方が気に入りました。
 第4楽章のフルートソロ(大西宣人)は聴かせました。

 僕は1991年8月6日に開館したばかりのミュルツツーシュラークのブラームス記念館を訪れたことがあり、この記念館を初めて訪れた日本人(の一人)だと思っています。