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ワーグナーの住居だった「ヴァーンフリート館」は中央駅から見ると、祝祭劇場の反対側の街外れになる。 緑に囲まれた静かな、こじんまりとした建物だ。 祝祭劇場の建設を目指すワーグナーは、1872年にルツェルンのトリープシェンから、この館に移ってきた。
館内はワーグナー博物館となっており、様々な資料が展示され、ピアノが置かれた音楽ホールもあった。
ヴァーンフリート館の裏には、ワーグナー夫妻の墓がある。 1883年2月13日に静養先のヴェネツィアのヴェンドラミン館で心臓発作のため死亡したワーグナーの遺体は、16日にゴンドラに乗せられヴェンドラミン館を出発。 17日の深夜に特別列車でバイロイトに到着し、18日に盛大な市葬が行われた。 妻のコジマが死んだのは1930年4月1日。
夫妻の墓の上にはバラバラと花(?)が落ちてきて、ほとんど花で覆われている状態だ。 この花の名前は「AHORN」だそうで、辞書で引くと「楓」となっている。 でも、葉っぱを見ても手の形はしていないような‥‥
ワーグナー夫妻のお墓のとなりに、愛犬の墓がありました。 その名前が知りたくて、本やインターネットを調べてみたのですが分かりません。 思いあまって、7月20日に「ワーグナー博物館(ヴァーンフリート)」に決死のメールを送ってみました。 そうしたら、10分くらいで以下のメールが到着しました。 幸せです \(^O^)/。 The name of the dog nearest the grave from Wagner is Russ (Russumuck) . It was a black Newfoundlander. |