ローマ紀行 2009年1月2日(金)
25)サンパオロ教会の《椿姫》

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 本日最後のスケジュールは、サンパオロ教会の《椿姫》です。
 その前に、近くのレストランで夕食。

 前にも書きましたが、レストランのメニューに載っているスパゲッティは「カルボナーラ」と「ボンゴレ」。
 昼食は「カルボナーラ」だったので、夕食は「ボンゴレ」。
 デザートにティラミスを付けて、これでパーフェクトでしょうか (^_^) 。
 
スパゲッティ・ボンゴレ デザートはティラミス
 
 
 《椿姫》が上演されたサンパオロ教会はローマ歌劇場の近くにありました。
 CHIESA DI SAN PAOLO ENTRO LE MURA
 VIA NAZIONALE 16A
 
ナツィオナーレ通りに面した教会 開場を待つ観客


        ヴェルディ 《椿姫》
      2009年1月2日(金) 8:30PM
    CHIESA DI SAN PAOLO ENTRO LE MURA

      指揮:アドリアーノ・メルキオーレ
      演出:バルバラ・パインヴァイン

      ヴィオレッタ:カルメラ・マッフォゲッリ
      アルフレード:コッラード・ミエリ
      ジェルモン:ジャンカルロ・ペラ

 観客は100人ちょっとでしょうか。
 考えてみれば、これは贅沢なオペラです。

 教会で音楽会をするのなら、ピアノのコンサートでも観客数は変わらないのではないでしょうか?
 オルガン・コンサートの方が教会らしいかな?
 いずれにせよ、それなら人件費は一人分です。

 オペラを上演するとなるとオーケストラやコーラス、切りつめても50人は必要でしょう。
 練習に掛ける時間や服装や演出も考えると、このオペラ上演は黒字になっているのでしょうか?

 演出は、ごくごく普通のものでした。
 教会の中は残響過多ですから、ヴィオレッタの細かいパッセージなんか聴き取れません。
 それでも、ローマ歌劇場が閉館しているこの時期に、ローマでオペラを見せていただいたことには、心から感謝しています。

ちょっと舞台が見にくい オケピットと舞台
 
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