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ガイドさんが急いで向かったのがエルミタージュ美術館。 ロマノフ朝時代の冬宮(とうきゅう)であり、現代はエカテリーナ2世(在位1762年~1796年)により収集が始められ、歴代の皇帝たちに引き継がれた美術品の美術館となっています。 美術館は歩く距離が長くて疲れるので、僕はあまり好きではありません。 ガイドさんに「1時間で回って下さい」とお願いしたら、「トテモ無理」と断られました (^_^ゞ。
「アポロンとダフネ」と言えば、ローマのボルゲーゼ美術館にあるベルニーニの作品が有名でしょうが、ここにあるのは何だろう?
僕が興味を引かれたのは、寵臣であり愛人であるポチョムキンから送られた、孔雀の仕掛け時計。 エカテリーナ2世とポチョムキンについては、池田理代子先生の「女帝エカテリーナ」で勉強させていただきました。 もう一つが血に染まった軍服。 アレクサンドル2世が爆殺されたときに着ていた服だと説明されたような気がします。 1999年12月にウィーンの軍事史博物館で見た、フランツ・フェルディナンド皇太子の軍服を思い出しました。 こういう話は大好きです (^_^) 。
ガイド嬢にロシア料理店を紹介してもらいました。 ロシアではイタリア料理やフランス料理が人気で、ロシア料理店は少ないそうです。 家庭料理風の店でしたが、友好的に歓迎していただきました。 ロシア料理は、予想より美味しかったです。
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