スーパー一座大公演 《将門伝説後日の旗上》 はじめに
2006年12月13日(水)

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      大須師走歌舞伎《将門伝説後日の旗上》
 四世鶴屋南北『金幣猿島都(きんのさいさるしまだいり)』より
      2006年12月13日(水) 大須演芸場

大須演芸場 看 板
満月弁当 ウィークデイなのに満席
 

 「スーパー一座を応援する会」の会報、「ロック歌舞伎通信」の要約です。

 スーパー一座スタート三年目の作品が今回上演の《将門伝説後日の旗上》です。
 ですから、歌舞伎への思いがいっぱいつめこまれた、僕(岩田信市)にとっては一番好きな作品です。

 一座にとってはスタートの作品ですが、原作者の南北にとつては、最晩年の絶筆の作品です。
 南北の初演は文政十二年(一八二九年)。

 我々の初演は、まだ大須演芸場ではなく、もっと下町風の大曽根の鈴蘭南座でした。
 そして、そのエネルギッシュで斬新な歌舞伎は大好評を博し、一年後には中日劇場へ進出しての再演となりました。

 そして、NHKも三十分のドキュメンタリー番組を放送してくれました。
 今回も、それを上回る上演を目指して、目下練習中です。


◇ 『ストーリー』 スーパー一座のHPより

 時の権力に立ち向かって東国と西国で謀叛を起こした、平将門と藤原純友。
 志むなしく共に敗れしも、将門の妻 瀧夜叉姫と一子 太郎、及び純友が再び企む謀叛の旗揚げ。
 そして、安珍・清姫の道成寺縁起のパロディたる、お清のすさまじき女の執念。
 最後は蛇と百足の決闘で、まづ本日はこれまで。

 音楽は初演の時のロックグループ「揚羽疑似(あげはもどき)」の演奏による古池寿章の曲をほぼそのままに、多少は今回の演奏者マボによって変えて演奏しています。


 平将門・坂東太郎(実は将門一子良門):原智彦(おもなが屋)
 藤原純友:水谷真人(知鯉附屋)
 藤原秀郷(俵藤太)・坊主寂莫:野口登志(大多摩屋)
 平貞盛・山賊・捕手:児見山宗志(指月屋)
 上使照宗・村人・山賊・捕手:浅野 誠(松濤屋)
 山賊・捕手:小野誠司
 山賊・捕手:脇山康貴
 押戻し・船頭・山賊:間瀬礼章(亀崎屋)

 瀧夜叉姫:後藤好子
 お清:吉野貴子(櫻屋)
 みくりや(お清の母)・蛇の精:柴田しのぶ(茜屋)
 七綾姫・影武者:齋藤悠里(鶴城屋)
 しみの戸・影武者:小川由子
 村娘・飯盛女・影武者:稲本奈央(とら屋)
 村娘・飯盛女・影武者:竹内海央
 村娘・飯盛女・影武者:斎藤美七海
 村娘・飯盛女・影武者:中山香里

 音楽・演奏:マボ
 三味線:豊沢華龍

 
 
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