ウィーンミュージカル 《ダンス・オブ・ヴァンパイア》
2009年7月26日(日)1:30PM 帝国劇場

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 12時50分に新国立劇場の《ジークフリートの冒険》が終わってから、すぐ帝国劇場に向かったんですが、僕は東京の交通が良く分からず、途中からの入場になってしまいました。
 でも、サラの入浴シーンには間に合いました (^_^) 。

   ウィーンミュージカル 《ダンス・オブ・ヴァンパイア》
    2009年7月26日(日)1:30PM 帝国劇場

        クロロック伯爵:山口祐一郎
     アブロンシウス教授:石川 禅
      助手・アルフレート:浦井健治
        宿屋の娘・サラ:知念里奈
    宿屋の亭主・シャガール:安崎 求
  シャガールの女房・レベッカ:阿知波悟美
         女中・マグダ:シルビア・グラブ
  クロロックの息子・ヘルベルト:吉野圭吾
      せむし男・クコール:駒田一

 僕はミレニアム1月2日のウィーンでこのミュージカルを見てからのファンで、01年8月16日にシュトゥットガルト、そして帝国劇場では06年7月9日に見ております。

 このミュージカルはロマン・ポランスキー監督のB級ホラー映画をミュージカル化したもの。

 最後に登場人物のほとんどがヴァンパイアになってしまうストーリーに深みはないんですが、スタインマンの音楽が実に魅力的。

 ウィーン版CDは最近の僕のBGMになっていたりします (^_^) 。
 山口さんが歌っている日本版CDは芝居の部分が多く、聴く気がしないのが残念です。

 ウィーンで最初に見たときから、このミュージカルは山口祐一郎さんのものだと思っておりました。
 ファントム、ジーザス、トート閣下など、人間以外の役なら敵うものはない山口さんですが、中でもこのヴァンパイア役は素晴らしい。

 《レベッカ》では変だったカクカクとした動きがヴァンパイア役ではぴったりです (^_^; 。
 そして圧倒的な歌唱力に魅了されます。

 今回の公演ではその他のキャストも実力派が揃い、大変充実した舞台だったと満足しました。

 ビックリしたのはカーテンコールで客席全員が立ち上がり、舞台上のキャストと一緒に踊り始めたこと (@o@)。
 とても僕の年では付いていけない世界でした (^_^ゞ。
 
 
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