名古屋フィルハーモニー交響楽団第378回定期演奏会
指揮:小泉和裕 2011年3月12日(土)4:00PM

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 昨日(2011年3月11日・金)の東北・関東大地震で、名古屋は震度4でした。
 ビル4階での会議中にゆらゆらとした揺れが始まり、だんだん強くなりました。
 めまいのような、船酔いのような状態が長く(数分)続き、平衡感覚がおかしくなってしまいました。
 こっそりワンセグTVでチェックしたところ、東北地方のひどい津波が放映されていました。

 名古屋は特に日常生活に変化はなく、本日は名フィルの本年度最後の定期演奏会です。
 演奏会を聴いている場合かとも思いましたが、後ろめたさを感じながら行って参りました。

 会場ロビーでは募金が行われ、罪滅ぼしに募金してきました。
 指揮者登場前に1分間の黙祷があり、コンサートホールは深い沈黙に包まれました。

  名古屋フィルハーモニー交響楽団第378回定期演奏
      「都市と音楽」シリーズ 『リンツ』
     2011年3月12日(土)4:00PM

  モーツァルト:交響曲第36番『リンツ』
  ブルックナー:交響曲第3番『ワーグナー』

  指揮:小泉和裕

 「都市と音楽」シリーズ、今回は『リンツ』です。
 リンツはウィーン、グラーツに次ぐ、オーストリア第3の都市です。
 そして、リンツといえばもちろんモーツァルトの『リンツ』とブルックナーでしょう。

 リンツの街ブルックナーの生地アンスフェルデン聖フローリアン教会を訪れた旅行記はこちらです。

 小泉和裕さんには昔々に我がオケを指揮していただいたことがあり(シューベルト『グレート』)、インテンポですっ飛ばす、メトロノームのような指揮者だと思ったことがあります。
 インテンポでオーケストラを引っ張っていくには、それはそれで大変なパワーが要るとは思いますが‥‥。

 ブルックナーの交響曲第3番は「ノヴァーク版第3稿」。
 聞き慣れない版で、違和感を感じたまま終わってしまいました。
 

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