ペーター・グート & ウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル・オーケストラ 2012年1月8日(日)3:00PM 豊田市コンサートホール |
1997年1月7日のウィーン・フォルクスオパー交響楽団来日公演「ニューイヤー・コンサート」で、僕は指揮者のペーター・グートのファンになってしまいました。 2000年1月1日(ミレニアム)には、ウィーン・コンツェルトハウスで行われたペーター・グート指揮『ヨハン=シュトラウス・オーケストラ』の「ニューイヤー・コンサート」を聴いて(見て)、僕はますますペーター・グートが大好きになってしまいました。 その後も、2007年、2010年と来日公演を聴いています。 昨年(2011年)のヨハン=シュトラウス・オーケストラは別の指揮者で来日したような記憶があり、もう引退してしまったのか? と心配していたのですが、今年はまた元気な姿を見せてくれました (^_^) 。 ![]() ペーター・グート指揮: ウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル・オーケストラ 2012年1月8日(日)3:00PM 豊田市コンサートホール ・ヨハン・シュトラウスⅡ:喜歌劇《こうもり》序曲 ・ヨハン・シュトラウスⅡ:書歌劇《インディゴと40人の盗賊》よりポルカ・シュネル『突進』 ・ヨハン・シュトラウスⅡ:喜歌劇《インディゴと40人の盗賊》より『インディゴ行進曲』 ・ヨゼフ・ランナー:ワルツ『ロマンティックな人びと』 ・ヨハン・シュトラウスⅠ:フランス風ポルカ『アイゼレとバイゼレ - 飛躍』 ・ヨハン・シュトラウスⅡ:フランス風ポルカ『クラップフェンの森にて』 ・ヨハン・シュトラウスⅡ:皇帝円舞曲 == 休憩 == ・フランツ・レハール:喜歌劇《メリー・ウイドウ》より『女房たちの行進曲』 ・フランツ・レハール:ワルツ『金と銀』 ・ヨハン・シュトラウスⅡ:『狂乱のポルカ』 ・ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル『冬の愉しみ』 ・ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ『水彩画』 ・エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル『喜んで』 ・ヨハン・シュトラウスⅡ:ワルツ『美しく青きドナウ』 == アンコール == ・ハンス・クリスチャン・ロンビ:『シャンパン・ギャロップ』 ・ヨハン・シュトラウスⅡ:ポルカ『雷鳴と稲妻』 ・ヨハン・シュトラウスⅠ:『ラデツキー行進曲』 実にヴァラエティに富んだ曲目が並んでいます。 ハンス・クリスチャン・ロンビ(1810~1874)はデンマークの作曲家。 シュトラウス一族に倣ったワルツやポルカを作曲し、「北国のヨハン・シュトラウス」の異名を取ったそうです。 今日のペーター・グートは絶好調で、指揮にヴァイオリンにと大活躍でした。 彼の音楽はテンポに、音量の極端な強弱に、自由自在。 目の前で新鮮な音楽が生まれてきます。 彼のエンタテイナーぶりは十分に発揮されまして、会場全体で拍手をしたり、ウェーブをしたり。 『雷鳴と稲妻』を演奏しながらでウェーブをするんですから、オーケストラも大変です。 僕は2階席から見ていたのですが、拍手は全員、ウェーブに参加できたのは一階の前半分だったでしょうか。 皆さまお疲れ様でした (^_^) 。 ![]() ロビーでは2011年のウィーン・コンツェルトハウスでのニューイヤーコンサートのDVDが発売されておりましたので早速購入。 サイン会に並びました。 そうしたら、驚いたことにペーター・グート本人がサイン会に登場してくれたのです (@o@)。 例年は、サイン会に出席するのはオケのメンバーでしたからね。 時間をかけて書いてくれたサインはヴァイオリンが入った洒落たもので、一生のお宝です (^_^) 。 |