ウィーンの森 バーデン市立劇場 歌劇 《トスカ》 全三幕
2012年9月29日(土)3:00PM 豊田市コンサートホール

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 毎年この時期に来日し、日本中を駆け抜ける「バーデン市立劇場」来日公演。
 毎回違う演目で来日し、今年が17年目。
 この豊田公演が300回目 (@o@) の記念公演になるそうです。

 僕は 1997年《ウィーン気質》1998年 《ヴェニスの一夜》1999年《魔弾の射手》2000年《天国と地獄》2003年《こうもり》、と観劇しておりまして、1998年からはいずれも指揮:クリスティアン・ポーラック 演出:ルチア・メシュヴィッツのコンビだったようです。
 
 ウィーンの森 バーデン市立劇場
 歌劇 《トスカ》 全三幕

 2012年9月29日(土)3:00PM
 豊田市コンサートホール

 演出監督:ルチア・メシュヴィッツ
 指揮:クリスティアン・ポーラック

 トスカ:セシリア・ベルグルンド
 カヴァラドッシ:オイジェネェ・アーメスマン
 スカルピア:アンドゥリイ・シュクルハーン

 モーツァルティアーデ管弦楽団
 バーデン市立劇場合唱団

 このホールは声が良く響くホールで、歌手には有利な劇場かと思います。
 「テ・デウム」に出てくる合唱団は10人くらいだったでしょうか。
 それでも十分に満足できるくらいのボリュームになるんですね。
 オーケストラは第一ヴァイオリンが3プルットだったようです。

 舞台装置は持ち運びに便利なように簡素なものですが、演出はまったく正統的なもの。
 トスカ役のセシリア・ベルグルンド(スウェーデン人)は美人で、スカルピアのシュクルハーン(ウクライナ人)ともども迫真の演技で、第二幕はマリア・カラスとティト・ゴッビのDVDを思い出してしまったくらいの出来でした。