成田逹輝ヴァイオリンコンサート 2013年5月3日(金・祝)1:30PM 宗次ホール |
ロン=ティボー国際コンクールとエリザベート国際コンクールという2つの世界的コンクールで第2位となった成田逹輝さんのコンサートに行ってきました。 ![]() 20歳なのでしょうか、お若いですね。 成田逹輝ヴァイオリンコンサート 2013年5月3日(金・祝)1:30PM ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第8番 フォーレ:ヴァイオリンソナタ 第2番 == 休憩 == シマノフスキ:『神話』より「アレトゥーザの泉」 フランク:ヴァイオリンソナタ イ長調 ピアノ:テオ・フシュヌレ 成田逹輝(なりたたつき)さんは1992年に札幌市に生まれる。 2010年桐朋女子高等学校音楽科卒業後、パリ・コンセルヴァトワールに進学。 同年11月ロン=ティボー国際コンクール第2位。 2012年エリザベート国際コンクール第2位。 藤原浜雄、ジャン=ジャック・カントロフらに師事。 パリ在住。 2012年のエリザベートコンクールで優勝したのは、ロシアのアンドレイ・バラーノフ。 宗次ホールの宗次オーナーから貸与された楽器で優勝し、2012年7月6日にこのホールで凱旋コンサートが開かれたことはレポートしました。 ピアノのテオ・フシュヌレは1994年フランス・ニース生まれ。 2011年、パリ国立音楽院に合格。 同音楽院では、イタマール・ゴランとウラディミール・メンデルスゾーンの室内楽クラスでも学んでいる。 成田逹輝さんはなかなかのイケメンで人気が出そう。 最初の3曲はよく知らない曲でしたが、しっかりしたテクニックを持つヴァイオリニストかと思いました。 これなら名曲のフランクのソナタはどれほど素晴らしい演奏になるのだろうと期待したのですが、あらビックリ。 今まで聴いた1998年12月に聴いた五嶋みどりや2011年9月に聴いたラチャ・アヴァネシアンなどの驚異的な演奏とつい較べてしまい、物足りなさを感じてしまったのは、自分でも驚きました。 良い演奏を聴き過ぎたことの副作用でしょうか。 アンコールはドビュッシー作曲、ハイフェッツ編曲の「美しき夕べ」でした。 |