名フィル 第429回定期演奏会 ~ブラームスの新陳代謝~
2015年11月7日(土)4:00PM 愛知県芸術劇場コンサートホール
 
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 名フィル 第429回定期演奏会
  ~ブラームスの新陳代謝~

 2015年11月7日(土)4:00PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール

 指揮:キンボー・イシイ
 クラリネット:ダニエル・オッテンザマー

 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
 ブラームス(ベリオ編):クラリネット・ソナタ第1番
 ニールセン:交響曲第5番

 ダニエル・オッテンザマーは皆さま御存知のように、ウィーンフィルのクラリネット首席奏者、エルンスト・オッテンザマーの長男であり、ウィーンフィルのクラリネット首席奏者。
 そして弟のアンドレアスはベルリンフィルのクラリネット首席奏者という奇跡のような家系であり、3人で「クラリノッツ」というアンサンブルを組み活動しています。
 2016年2月7日(日)にはしらかわホールでコンサートが予定されています。

 アンドレアスは2013年 5月18日に開かれた名古屋フィル第402回定期演奏会(指揮:川瀬賢太郎)でウェーバーのクラリネット協奏曲を演奏しています。

 さて、ベリオ編曲によるブラームスのソナタは、まったく分かりませんでした。
 ブラームスのクラリネットソナタでは第2番が大好きで、本日(11月8日)に豊田市コンサートホールで開かれたダニエル・オッテンザマーのコンサートで演奏されたはずです。

 ニールセンは名フィルで何回か聴かせていただいております。
 2011年9月9日の「川瀬賢太郎 指揮者就任披露公演」で交響曲第4番『不滅(消し難きもの)』。
 2014年1月24日の第409回定期演奏会(指揮:円光寺雅彦)で交響曲第3番『ひろがりの交響曲』。
 そして今回の交響曲第5番。

 ニールセンの曲は良く分かりませんが、何となく聴きやすい部分もあるので、時々聴かせていただくのは大歓迎です。
 キンボー・イシイさんと名フィルは、良い演奏をしたのではないでしょうか。
 第一楽章ではビードリツキーさんの小太鼓が大活躍で、おめでとうございました。

 お客さんは少なかったですね。
 曲目によってはソリストの魅力でもっとブラバン部員などを集められたのではないでしょうか?
 モーツァルトとウェーバーの協奏曲を演奏してしまうと、もう曲目がありませんか?