ブラビンズ&名フィル 『ブラームス・ツィクルスⅠ』 2013年7月26日(金)6:45PM 名古屋市民会館 大ホール |
ティエリー・フィッシャー&名古屋フィルハーモニー交響楽団による『ブラームス・ツィクルス』が行われたのは2010年。 新しい『ブラームス・ツィクルス』はまだ早いのではないかという声もあったようですが、「ブラームスの交響曲を通じて名フィルのアンサンブルを鍛えたい」というブラビンズの意向で、常任指揮者になってすぐ新しい『ブラームス・ツィクルス』を始めると、どこかで読んだ記憶があります。 ![]() 2013年7月26日(金)6:45PM 第36回市民会館名曲シリーズ 『ブラームス・ツィクルスⅠ』 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール (名古屋市民会館 大ホール) 指揮:マーティン・ブラビンズ ヴァイオリン:堀米ゆず子* チェロ:ヴィヴィアーヌ・スパノゲ* ・ブラームス: 大学祝典序曲 ・ブラームス: ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調 ・ブラームス: 交響曲第1番ハ短調 後半の交響曲第1番を聴きました。 定期演奏会のワーグナーの時にも感じたのですが、よくまとまった演奏かと思いますが、今ひとつ突き抜けたものが、僕は欲しかったですね。 僕にとってのキーワードは、やはり「ジェントルマン」でしょうか。 フィナーレは盛り上がりまして、盛大な「ブラヴォー!」が飛んでいました。 まあ、そういう作りの曲ですからね。 1876年、作曲家としての名声も高まったブラームスは、夏の仕事場としてバルト海リューゲン島にあるザスニッツを選び、交響曲第1番の作曲に本格的に取り組みました。 1999年5月3日、僕はザスニッツを訪れ、そして、ヨハネス・ブラームス・シュトラーセを発見し、このHPにレポートしました。 いまインターネットで検索してみても、ブラームスの本や記事を読んでみても、ザスニッツについて新しい情報はないようです。 誰か専門家か同好の士に調べていただきたいものです。 この交響曲はザスニッツでは完成せず、9月になって移ったバーデン・バーデンのリヒテンタールで完成しました。 バーデン・バーデンのブラームス記念館も訪れたことがあります。 |