音楽史跡とオペラの旅 掲示板 351−400 |
352. Re^3: 国立高校(4/11) 楽々亭太丸 [URL] 2004/04/26 (月) 16:26 > 駅前から広い大学通りが真っ直ぐに伸びているのですから、 > 人工的に作られた街だということはすぐに分かります。 > それにしても美しい通りでしたね。 近江商人出身で、鉄道と流通の両方で大グループを築いた西武の創業者堤康次郎が大正時代の1923年に建設した町ですから、もう80年以上の歴史があるわけです。 http://www.mayors.or.jp/shisei/shisei03.11/wagashi/kunitachi.htm http://www.m-net.ne.jp/~kunicity/kuni_eki_01.html http://homepage3.nifty.com/institute/ryakureki/yasujirou_tsutsumi.htm > 国立高校の生徒は駅から高校まで歩いて通うのですか? そうです。バスなど使う生徒はいませんでした。 (教職員には自動車で通勤するひとがあったかもしれませんが。) 急ぐときは、あのまっすぐな大学通りを猛ダッシュします(笑)。 だからこそ、四季折々の大学通りの表情が3年間、心にしっかり刻みこまれます。 > 桐朋学園(小中高)がありましたが、小沢征爾たちが通った学校 > とは違うのでしょうね? これは、桐朋のHPか何かに詳しいでしょうが、母体は同じとも聞きますが、音楽系とはまったく別でして、東京ではそこそこ知られた進学校です。 ただし、男子校なので、共学の国高(くにこう)生は、「オレたち共学だぜ、うらやましいだろ」みたいな気分でいました。 校地は近いですが、あまり交流はありませんでした。 なお、音楽系では、愚亭が高校生のときはすでに立川市郊外に移転していましたが、もと国立(くにたち)音楽大学もありました。 その名残と思いますが、「国立楽器」という大きな楽器店があります。 本当に、大学・高校が多い文字どおりの学園都市だったわけです。 353. チェコに勝ちましたね お部屋番・いんぜる 2004/04/29 (木) 01:32 サッカーの対チェコ戦を興味深く見ていました。 じつは、5月2日から6日まで、プラハに行こうと予定しているんです。 現地の気候が分かって、参考になりましたよ (^_^)。 オペラ座では《カルメン》を観劇する予定です。 354. チェコ EUに加盟 お部屋番・いんぜる 2004/05/01 (土) 21:30 本日04年5月1日にチェコがEUに加盟したそうです。 僕は明日、5月2日10時に名古屋を出発し、午後6時ころプラハに到着する予定です。 図らずも歴史の転換点に遭遇するみたいで、驚いています。 通貨はユーロ? それとも、まだコルナなんでしょうか? そして、僕は5月6日(木)の朝から仕事をする予定で、これも何だか凄いな、と‥‥ 358. プラハから戻りました お部屋番・いんぜる 2004/05/06 (木) 15:36 5月2日(日)にプラハに向けて出発。 当日着。 3日、4日と時間の許す限り市内観光をして、モーツアルト、スメタナ、ドヴォルザークの記念館やヴィシェフラド(スメタナ、ドヴォルザークのお墓)などの音楽史跡、プラハ城、カレル橋などの歴史遺産を訪ねました。 夜は、スタヴォフスケー劇場、クレメンティヌム(鏡の礼拝堂)、国民劇場、スメタナホール、国立歌劇場で観劇三昧をしました。 そして本日(6日)8:00に名古屋に到着し、9時過ぎから仕事をしております。 何と無駄のないスケジュールでありましょう。 我ながら驚いてしまいます (^_^ゞ。 さしあたりオペラ、コンサートのレポートはさせていただきますが、旅行記は年始の「ウィーン紀行」を先に書かなくてはなりません。 「プラハ紀行」は今年中が目標でしょうか (^_^;。 359. 13000番 お部屋番・いんぜる 2004/05/06 (木) 15:59 プラハから帰ってきたら、カウンターが13000番を超えていました。 360. Re: 歌手です お部屋番・いんぜる 2004/05/07 (金) 01:02 ペーターさん、いらっしゃいませ。 》ペーター コンヴィチュニーの演出について。 》人それぞれ意見があって良いとは思いますが、彼はオペラの総譜 》を読みながら演出する近年まれな演出家です。 》ベルリンのドン ジョバン二をはじめ彼ほど楽譜をテキストを深 》読みしている演出家はいません。 このような意見は音楽雑誌でもよく目にします。 特にプロフェッショナルな方に多いような気がします。 音楽雑誌の批評でも、理屈を付けて褒められていますからね。 僕が彼の演出を見たのはハンブルクの《ヴォツェック》と、ドレスデンの《仮面舞踏会》ですが、あまりの奇矯な舞台に付いていけませんでした。 再び見る機会があれば、ペーターさんのご意見を参考にしながら観劇させていただきます。 《ヴォツェック》 http://www.nakash.jp/opera/1999gwdoitu/01hamburg1.htm 《仮面舞踏会》 http://www.nakash.jp/opera/2000bach/07ballo.htm 《ヴォツェック》はこの年の「オペルンヴェルト」(でしたっけ?)のオペラ・オブ・ザ・イヤーを取っているはずです。 それ以来、あまり評論家の意見は信用しないようにしているんです。 あとは、ギュンター・クレーマーやクリストフ・マルターラーもダメですね。 《パルジファル》 http://www.nakash.jp/opera/1997dokuon/08parsifal.htm 《フィデリオ》 http://www.nakash.jp/opera/1997dokuon/23fidelio.htm かといって、凡庸な演出が面白いはずもなく、今のところ僕のお気に入りは、ロバート・カールセンとデヴィッド・オールデンでしょうか。 《ファルスタッフ》 http://www.nakash.jp/opera/1997dokuon/13koeln.htm 《リナルド》 http://www.nakash.jp/opera/2001ludwig/16rinaldo.htm ロバート・カールセン演出は、5月9日に浜松で《ラ・ボエーム》を見る予定で、楽しみにしています。 オールデンもバイエルン国立歌劇場来日公演でヘンデルのオペラを見ることを楽しみにしています。 362. 小澤《ラ・ボエーム》(5/8・浜松) お部屋番・いんぜる 2004/05/09 (日) 22:32 大好きなロバート・カーセンが、大好きな《ラ・ボエーム》を演出するとなれば、どうしても見に行かなくてはなりません。 名古屋公演の5月5日はプラハ帰りの飛行機の中だったので、浜松まで遠征しました。 5月5日には名古屋国際会議場で「女子十二楽坊」のコンサートもあったんですね。 小澤征爾音楽塾プロジェクトX《ラ・ボエーム》 2004年5月8日(土)3PM アクトシティ浜松大ホール 指揮:小澤征爾 演出:ロバート・カーセン ミミ:ノラ・アンセルム ロドルフォ:ロベルト・サッカ マルチェッロ:マリウス・キーチェン ムゼッタ:アンナ・ネトレプコ ショナール:ネイサン・バーグ コルリーネ:ハオ・ジャン・ティアン 僕は小澤征爾は苦手なんですが、今回の指揮は素晴らしかった。 ちょっと見直しましたね。 僕の席はB席ですが、2階サイドで小澤征爾の全身とオケピットのすべてが見える、ある意味では最高の席。 指揮者と舞台とオケの間に、目に見えない糸のようなものが感じられました。 音楽塾オケのメンバーには名古屋青少年交響楽団のOBの名前も見えて、「みんな頑張っているな」と嬉しくなりました。 カーセンの演出は適度に現代的でありながら、作品の本質をねじ曲げないところが好ましい。 第一幕は広い舞台全体に白い紙が敷き詰められ(冬ですから)、中央の小さく区切られた四角いスペースが屋根裏部屋。 これが春の第四幕になると、舞台一面は花で埋め尽くされます。 屋根裏部屋の出入りは床板の扉を開け閉めします。 第一幕と第二幕は続けて上演されますが、屋根裏部屋が一瞬にしてパリの繁華街に変わるアイディアにカーセンの才能を感じます。 床を突き破って人が出てくるんですから、度肝を抜かれました。 第二幕最後にムゼッタが下着姿になったりして、この辺は理解できないんですが、まあ観客サービスと好意的に受け取っておきましょう。 ムゼッタ役のネトレプコは美人ですから。 そのほかの歌手も、それぞれ適役で良かったんじゃないでしょうか。 もともと好きな作品ですから、けっこうウルウルさせていただきました。 カーテンコールに見るミミは、体型がブリュンヒルデ風だったでしょうか。 終演後、浜松駅でブラブラしていたら、赤い帽子をかぶった小澤さんが新幹線に向かう姿が見えました。 363. チェコへ行っておられたんですか 石田純郎 2004/05/11 (火) 22:29 当方は4月22日からドイツ入り、ローテンブルク、ミュンヘン、エルランゲン(「ターヘルアナトミア」調査、医事新報の4月下旬号に、関連エッセイ掲載)を経て、チェコのヘブに5月2日に入国し、北ボヘミアで5泊して、一昨日帰国。 今回は観劇はしませんでした。 ミュンヘンの墓地に行きましたが、 大物の墓はありませんでした。 ビールの飲み歩きは楽しかった。 チェコでは田舎なので、40〜60〜120円(500cc)くらいだったです。 ホテルも1600円、2700円程度。 プラハは西欧並みでしょう。 364. Re: チェコへ行っておられたんですか お部屋番・いんぜる 2004/05/11 (火) 23:49 > チェコのヘブに5月2日に入国し、北ボヘミアで5泊して、 > 一昨日帰国。 我々は同じ日にチェコに入国したんですね (^_^)。 > ビールの飲み歩きは楽しかった。 > チェコでは田舎なので、40〜60〜120円 僕は普段はお酒を飲まないんですが、この旅行ではピルゼンビールと、ヴァイスビールを一生懸命飲んできました。 ピルゼンビールは日本のビールより苦みが利いて、ヴァイスビールはフルーティだったでしょうか。 > プラハは西欧並みでしょう。 HISに「この時期のプラハはホテルが取りにくくなっております」と言われ、町はずれのホテルになってしまいました。 「プラハ速報」が終わったら、いよいよ正月の「ビルロートの旅」のレポート書き始めなくては。 365. 有難うございます 笛田利子 [URL] 2004/05/18 (火) 06:16 突然のメール失礼いたします。私は笛田博昭(名古屋芸術大学出身)の母です。 時々息子の名前を入れて検索するのですが お宅様がトゥーランドットの感想を書いていただいてのを拝見しましてメールさせていただきました。有難うございます。 これからの出演予定を息子に先日送ってもらいましたので時間がありましたら是非お願いいたします。 詳しくはホームページhttp://www1.ocn.ne.jp/~suehiro8/ 家族の紹介(博昭)を見ていただけますか。又これからもよろしくお願いいたします。 366. Re: 有難うございます お部屋番・いんぜる 2004/05/18 (火) 21:54 > 突然のメール失礼いたします。私は笛田博昭(名古屋芸術大学出身)の母です。 はじめまして。驚きました (^_^)。 > 時々息子の名前を入れて検索するのですが なるほど、そのような使い方があるのですね。 > お宅様がトゥーランドットの感想を書いていただいてのを拝見 しましてメール > させていただきました。 すばらしいカラフでしたね。 仰天しました。 > これからの出演予定を息子に先日送ってもらいましたので時間がありましたら > 是非お願いいたします。 しらかわホールには行く予定です。 愛知県文化振興事業団の公演は大きいですね。 市原多朗さんと聴き較べができますから。 あれだけの歌唱力があれば、海外のオペラハウスでも活躍できるのではないでしょうか? 367. ブラームスとビルロート お部屋番・いんぜる 2004/05/18 (火) 23:57 7月に「ブラームスとビルロート」という講演(?)をすることになりまして、パワーポイントの基礎から勉強中です。 申し訳ありませんが、しばらくHPの更新は出来ないかもしれませんが、御了承のほど御願いします。 大作曲家ブラームスと、世界で始めて胃の切除術に成功したビルロートが親しい友人だった、というお話ですが、この取材ために、1月にウィーンを駆け回ってきました。 ブラームスの交響曲第2番を評したビルロートの「ペルチャッハとはどれほど美しいところだろう」という言葉に惹かれ、僕はペルチャッハまで行ってきましたからね。 368. 大須オペラ《山賊》 第一報 お部屋番・いんぜる 2004/05/26 (水) 00:27 作曲:オッフェンバック 台本:アレヴィ&メイヤック 台本・演出:岩田信市 編曲・指揮:宮脇 泰 ◇全幕、飲んで、唄って踊って、ドンチャンさわぎ。 盗めや盗め、二百万。 オペレッタの王様・ハチャメチャ・オッフェンバックを代表する超楽しい名作の初登場。 ◇結納金目当てに、マントヴァに嫁入りするグラナダ姫。 その行列を襲って、姫に成りすまして、嫁入りする山賊の一人娘フィオレッラ。 一行の泊まるホテルの料理人に化けて姫を迎える山賊の親分ファルサカッパ。 そして成り行きは?・・・・ 山賊も兵隊も酔っぱらってドンチャンさわぎ、いともあっさり山賊は御用。 しかし、王子に許されてめでたしめでたし。 山賊の親分ファルサカッパ:水谷真人 その娘フィオレッラ :大脇 薫 フィオレッラの恋人 :間瀬礼章 山賊一の子分ピエトロ :野口登志 ! グラナダ姫 :後藤好子(俳優館) 嫁入り先マントヴァの王子 :若井雄司 2004年7月13日(火)〜8月1日(日) 大須演芸場 チケット料金:前売り3800円 6月18日より スーパー一座 http://www.infosite.ne.jp/super/guide.html 碧南公演 8月7日(土)6時半 碧南市芸術文化ホール 今年は横浜公演はないようです。 369. 14000番 お部屋番・いんぜる 2004/06/07 (月) 23:21 HPの更新をさぼっているうちに、カウンターが14000番になっていました。 3月31日に 12000番 5月 6日に 13000番 6月 7日に 14000番 370. 孤愁の岸・御園座(6/20) お部屋番・いんぜる 2004/06/20 (日) 21:26 僕は長良川と揖斐川に挟まれた輪中の生まれでありまして、現在の地名では岐阜県海津郡平田町。 「平田町」は宝暦治水の「平田靱負」から取ったんだそうです。 父方も母方も、御先祖さまは輪中の庄屋だったそうです。 だから、御園座で上演中の『孤愁の岸』はどうしても見ておかなくてはなりません。 台風5号を心配しながら、御園座に行って来ました。 宝暦治水工事完了二百五十年『孤愁の岸』 2004年6月20日(日)11時開演 御園座 原作:杉本苑子 脚本:堀越 真 演出:西川信廣 11時開演で全三幕、終演時間は午後3時という大作で、これはなかなか重厚な時代劇でした。 平田靱負の古谷一行は舞台の時代劇は16年ぶりだそうです。 『失楽園』のイメージが強いんですが (^_^ゞ、実に立派な家老さまで、感心しました。 多くの人物を書き分けた脚本もよかったし、演出も洪水シーンなど迫力がありました。 僕として残念だったのは、出てくる百姓・庄屋が考えているのが「いかにして薩摩から金をくすねるか」ということばかりだったこと。 「薩摩と百姓・庄屋が力を合わせて治水工事を成し遂げた」というストーリーの方が、子孫である僕としては望ましかったんですがね (^_^ゞ。 371. ミュージカル「ヘアスプレー」 石田純郎 2004/06/26 (土) 08:52 先週の日曜日まで、サンフランシスコにいました。 ミュージカル「ヘアスプレー」をやっていたので見に行きました。 歌と踊りのはでな、ストーリーの単純なお芝居で楽しめました。 1961年のアメリカ、小太りのぶさいくな女子高校生のお話です。 2年ほど前、ロンドンで「ママ・ミーア」を見て、やっぱり、同じ趣向で、良かったのですが、その頃は日本では、この芝居はまだ無名でした。 今や、劇団四季も演じ、また香港でも常設されているようで、ヘアスプレーも、そうならないかなと思っています。 372. 初めまして! ふんめる [URL] 2004/06/26 (土) 17:34 ハンブルク在住のふんめると申します。 先日このサイトを発見して以来、はまっています。読み応えのある旅行記ばかりです。読んでると一緒に旅してるかのような臨場感があってとても楽しんでいます。 幾つかあるのですが、とりあえずブラームスについて。 5月はリューゲン島へ行きましたが、ザスニッツがブラームスの創作場だったとは知りませんでした。 それでも偶然ブラームス通りの前にたどりつきどうしてここに?と疑問だったんです。 ヴィースバーデンの3番創作の家も知りませんでした。 この1月まではフランクフルトに住んでたので、上岡さんのオペラを見るためによく立ち寄っていたのですが…。 とても勉強になります。 これからもよろしくお願いします。 373. Re: ミュージカル「ヘアスプレー」 お部屋番・いんぜる 2004/06/26 (土) 20:32 > 先週の日曜日まで、サンフランシスコにいました。 > ミュージカル「ヘアスプレー」をやっていたので > 見に行きました。 2003年のトニー賞を受賞した作品ですね。 テレビの特番でちょっと見ました。 > 2年ほど前、ロンドンで「ママ・ミーア」を見て、 > やっぱり、同じ趣向で、良かったのですが、その頃は > 日本では、この芝居はまだ無名でした。 > 今や、劇団四季も演じ、また香港でも常設されている > ようで、ヘアスプレーも、そうならないかなと思っています。 「マンマ・ミーア」は劇団四季で見ました。 ABBAの曲は魅力的だし、劇団四季の実力は高く評価しています。 375. Re: 初めまして! お部屋番・いんぜる 2004/06/26 (土) 20:57 ふんめるさん、いらっしゃいませ。 ハンブルクにお住まいとは、羨ましいかぎりです。 > 5月はリューゲン島へ行きましたが、ザスニッツがブラームス > の創作場だったとは知りませんでした。それでも偶然ブラー > ムス通りの前にたどりつきどうしてここに?と疑問だったん > です。 それは、町外れまで歩かれましたね (^_^) 。 ザスニッツのブラームスの家について書かれた資料は日本にはないようです。 旅行記に書きましたが、ハンブルクのブラームス協会からの情報も正確ではありませんでした。 ハンブルクにお住まいという地の利を生かして、ザスニッツのブラームスについてお調べいただければ、世界のブラームスファンの役に立つ新情報が得られるのではないでしょうか。 > ヴィースバーデンの3番創作の家も知りませんでした。この1月> まではフランクフルトに住ん > でたので、上岡さんのオペラを見るためによく立ち寄っていたのですが…。 ヴィースバーデンのオペラハウスは建物も演奏のレベルも素晴らしいですね。 って、一回しか入ったことはないんですがね (^_^ゞ。 ウルフ・シルマー指揮の《さまよえるオランダ人》でしたが、アッヒム・トルワルドの演出と、ラシュライネンのオランダ人が印象に残っています。 377. 一路真輝・DIVA2004(6/24) お部屋番・いんぜる 2004/06/26 (土) 22:41 ウィーンミュージカル《エリザベート》の「初代トート閣下」であるウヴェ・クレーガーを追って、1997年にヴィースバーデンの《サンセット大通り》 http://www.nakash.jp/opera/1997dokuon/18sunset.htm、 そして、ミレニアムのウィーン《モーツアルト!》 http://www.nakash.jp/opera/1999mileniam/06mozart.htm に行ったんですが、どちらもウヴェの休演日に当たってしまいました。 やっと、2001年にエッセンの《エリザベート》 http://www.nakash.jp/opera/2001stuttgart/02elisabeth.htm でウヴェを見ることができたんですが、苦労しましたよ (^_^ゞ。 そのウヴェ・クレーガーが名古屋に来るというんですから、何はともあれ行って来ました。 一路真輝・DIVA2004 04年6月24日(木)6:30PM 愛知芸術劇場大ホール 出演は日本のエリザベート・一路真輝、日本のルドルフ・井上芳雄、そしてウヴェ・クレーガー。 ウヴェ・クレーガーは、現在ベルリンで《レ・ミゼラブル》のジャベールを歌っているそうです。 一路さんは8月に名古屋で《エリザベート》、井上くんは8月から帝国劇場《ミス・サイゴン》でクリスを歌うことになっています。 この日は数々のミュージカルナンバーを聴かせていただきましたが、やはり最後の《エリザベート》が盛り上がりましたね。 そうそう、ウヴェ・クレーガーの通訳として、演出家の高島勲さんが現れたのには驚きました。 378. はじめまして とーち [URL] 2004/06/27 (日) 17:37 「モーツアルト!」「ミュージカル」で検索しまして こちらを知るところとなりました ものすごい情報量で読み応えのあるサイトですね 特にエリザベートの記述は写真満載 歴史背景についての解説も豊富でとても勉強になりました まだまだ読んでいないページも沢山なので少しずつ拝見したいと思います 379. ミュージカル観劇の座席 石田純郎 2004/06/27 (日) 19:35 欧米(ロンドン、中欧、サンフランシスコ)で、ミュージカルの鑑賞をする際、当日の昼間、その劇場へ行って、ボックス・オフィスで、席の予約をする例が、殆どです。 当日ですから、良い席の中央数列目は、殆ど売れています。 私は、出来るだけ舞台に近い席、あるいはボックス席が好きです。 かぶりつきの席は、首はだるくなるものの、迫力が違います。 ママミーアでは、サンダルが脱げて、直撃しました。 オペラ座の怪人では、上からシャンデリアが落ちて来て、肝を冷やしました。 ボックス席も、斜めからしか見えませんが、舞台の裾が見えて、また、お値段が安くて好きです。 いんぜるさんのご嗜好は、いかが? 380. エリザベート ふんめる [URL] 2004/06/27 (日) 20:26 エリザベート、懐かしいです。今から約10年前の話ですが、ウィーン初演直後に見てます。当時の批評は決して好意的なものではなく、音楽面の弱さや、あまりにローカルすぎる!といった声も多かったです。 直前まで同劇場でやってた「オペラ座の怪人」との比較の声もありました。 それでもあっという間に人気ミュージカルとなりましたが。 僕はクプファー演出の面白さにはまり、3回も通ってしまいました。 舞台の寺院、宮殿等が細かなところまでリアルに再現してある点もびっくりでした。(いんぜるさんも舞台の場所をほとんどまわられてますね!) 海外での公演が決まった時、僕としても「ハプスブルクが圧倒的な人気のウィーン以外で、この劇が通用するのか?」という疑問がありましたけど、その後各地での人気はすごいものですね。 僕は3回目に見た時に「面白いけど、もう充分だ」と思ってしまい、それっきりです。だから日本やエッセンでの公演も知りません。 クプファー演出を離れてしまっているのですか?だとしたら残念です。 381. Re: ミュージカル観劇の座席 お部屋番・いんぜる 2004/06/27 (日) 21:23 > オペラ座の怪人では、上からシャンデリアが落ちて来て、 > 肝を冷やしました。 これは怖かったでしょう (^_^ ; 。 > いんぜるさんのご嗜好は、いかが? 僕の好みは一番後ろの一番端の席です。 だから、オペラグラスは必需品です。 中央の席は圧迫感があって、落ち着きません (^_^ゞ。 382. Re: はじめまして お部屋番・いんぜる 2004/06/27 (日) 21:39 とーちさん、いらっしゃいませ。 > 特にエリザベートの記述は写真満載 歴史背景についての解説 > も豊富でとても勉強になりました 后妃エリザベート関係については、自分でも自信があります (^_^) 。 昨年末には、ブダペストまでゲデレの館と彼女が刺されたときに着ていた服を訪ねました。 あとは彼女が生まれたミュンヘンの館と、死亡したジュネーブのホテルでしょうか。 384. Re: エリザベート お部屋番・いんぜる 2004/06/27 (日) 21:53 ふんめるさん、 僕は《エリザベート》はクプファー演出の最高傑作だと思っています。 1996年に見たときは、あんまり感激したんで、長大なレポートを書いてしまいました。 http://www.nakash.jp/opera/elisa/eli001.htm > だから日本やエッセンでの公演も知りません。 > クプファー演出を離れてしまっているのですか? > だとしたら残念です。 日本公演(東宝)は小池修一郎という宝塚の演出家の改竄により、僕にとっては見るに耐えない代物になってしまいました。 エッセンの演出も、日本公演に似たようなものでした。 日本から逆輸出されているのかもしれません。 今年の正月にウィーンでの再演を見ましたが、やはり《エリザベート》はウィーンに限りますね。 385. スポレート・オペラ《フィガロの結婚》 お部屋番・いんぜる 2004/06/27 (日) 22:57 僕は《コシ・ファン・トゥッテ》以外のモーツアルトのオペラが苦手で、《フィガロの結婚》も見に行くことは少ないんですが、「スポレート・オペラ」の名前に興味を感じて、行ってしまいました。 スポレート・オペラ《フィガロの結婚》 2004年6月27日(日)5:00PM 愛知芸術劇場大ホール 指揮:アメデオ・モネッティ 演出:ルーチョ・ガブリエーレ・ドルチーニ 「スポレート・オペラ」は新人発掘に定評のあるカンパニーだそうですが、舞台装置・演出・演奏、その全てにおいて学生公演のレベルかと思いました。 ちょっと悩んだんですが、二幕終了後の休憩時間に帰ってきました。 386. Re^2: エリザベート 真雪 [URL] 2004/06/29 (火) 15:32 その「エリザベート」ですが、今年の夏、業界での観劇会の演目なので、とにかく参加して、見に行かねばなりません。 どなたのトートかまだ知らない、という有様です。 ところで27日NHKで放送した33回俳優祭で高麗蔵さんがトートを演じておられました。 「顔色悪くてごめんなさい」の台詞に大爆笑でした。 協会のページに写真がのってます。 http://www.actors.or.jp/moyoshi/haiyusai/sai_33.html 扇雀さんのスカーレット・オハラは不気味なほど「扇千景そっくり」でした、当然なんですが。 387. Re^3: エリザベート お部屋番・いんぜる 2004/06/29 (火) 23:12 > その「エリザベート」ですが、今年の夏、業界での観劇会の演 > 目なので、とにかく参加して、見に行かねばなりません。どな > たのトートかまだ知らない、という有様です。 山口祐一郎さんだといいですね。 ファンだから (^_^ゞ。 内野聖陽さんだと、だいぶ印象が変わってきます。 > ところで27日NHKで放送した33回俳優祭で高麗蔵さんがトートを > 演じておられました。「顔色悪くてごめんなさい」の台詞に大 > 爆笑でした。協会のページに写真がのってます。 情報ありがとうございます。 楽しく読ませていただきました。 388. 映画 「TROY」 (7/4) お部屋番・いんぜる 2004/07/05 (月) 00:16 あれは何年前のことだったか、愛知勤労会館でJ・バートン編の「グリークス」(蜷川幸雄演出)を朝の11時から夜の9時までぶっ通しで見て以来、トロイ戦争には興味を持っております。 先日、ベルリオーズのオペラ《トロイ人》がTV放映されていましたが、トロイ戦争関係ではイフゲニアとかエレクトラとか、オペラに出てくる人物も多い。 で、「オペラを見るときの参考にでもなれば」と思って、「TROY」を見に行ってきました。 そうしたらこれがトロイ戦争の形を取りながらも、アキレス(ブラッド・ピット)を主人公とした、創作物語(恋愛物語?)になっていたんですね。 せっかく壮大なスケールを持つ映画なのに、あまりにも原作が無視されるのは惜しいような気がしました。 10年かかったといわれるトロイ戦争が1ヶ月くらいで終わっちゃっうし、ギリシャの総大将アガメムノンまで殺されちゃって、これでは帰国したアガメムノンが浮気妻に殺されるオペラ《エレクトラ》が成立しないではありませんか (^_^ゞ。 それから、最近「ロード・オブ・ザ・リング」とか「TROY」とか、たくさん人が死ぬ映画を見るのが、辛くなってきました。 389. トロイに実際に行ったんだけど、 石田純郎 2004/07/07 (水) 19:48 周辺の遺跡に比べ、トロイ遺跡、超セコイんですね。 遺跡の入り口に、あわてて作った木馬もあって。 シューリマンの発見物語、伝説があって有名なのですが、実際の史実はどうなのか? 映画の予告編しか見ていませんが、 話題先行という感じがなきも。 391. Re: トロイに実際に行ったんだけど、 お部屋番・いんぜる 2004/07/08 (木) 21:13 石田さんの「ヨーロッパ医科学史散歩」でも、トルコではトロイではなく、アスクレピオス関係の神殿が多く取り上げられていますね。 思い返せば、一年前に澤田祐介さんの医神アスクレピオスの講演を聴いたのでした。 392. 15000番 お部屋番・いんぜる 2004/07/11 (日) 10:48 カウンターが15000番になりました。 393. 大須オペラ 《山賊》 7/17 お部屋番・いんぜる 2004/07/15 (木) 00:34 二日目を見て参りました。 さしあたり、画像をアップさせていただきます。 http://www.nakash.jp/opera/review04/15ohsu04/01.htm レポートはまた後日に。 394. 《山賊》 7/17 レビュー お部屋番・いんぜる 2004/07/16 (金) 00:19 まずは大須中華街で夕食をとり、メーテレ6:20PMのローカル番組「大須ぱっぱ屋」のスタジオを覗きました。 司会の伊藤秀志さんは「大きな古時計・秋田弁バージョン」が大ヒットしました。 大須演芸場に近い「コメ兵」は、最近銀座に進出して大人気だそうです。 今年の大須演芸場にはムーランルージュの赤い風車がありませんでした。 岩田さんから、風車が重く壁の強度が心配だと聞きました。 大須オペラ 《山賊》 大須演芸場 作曲:オッフェンバック 台本:アレヴィ&メイヤック 台本・演出:岩田信市 編曲・指揮:宮脇 泰 2004年7月14日(水)7:00PM 山賊の親分ファルサカッパ:水谷真人 その娘フィオレッラ :大脇 薫 フィオレッラの恋人 :間瀬礼章 山賊の子分ピエトロ :野口登志 グラナダ姫 :後藤好子(俳優館) マントヴァの王子 :若井雄司 多くのオペレッタを作曲しているオッフェンバックですが、《山賊》は日本初演でしょうか? 『ストーリー』 山賊の親分ファルサカッパは結納金と持参金の差額200万フランを横取りしようと、娘のフィオレッラをグラナダ姫に変装させマントヴァの宮殿に乗り込むが、正体を見破られて降参する。 メイヤック&アレヴィ(《カルメン》《ブン大将》ほか)の台本のできが悪いようです。 山賊の子分ピエトロに「最近の仕事は手順が複雑で理解できない」というセリフがあるんですが、何をしているのか理解できない部分はありましたね。 簡単に降参してしまうのも(プログラムの解説にも書かれていますが)山賊らしくありません。 395. Re: 《山賊》 7/17 レビュー 真雪 2004/07/17 (土) 22:17 おお、日本最速ですね(^^) 私も来週見に行きます。音楽だけ聴いていると楽しそうですが舞台になるとどんなものでしょう。 話は変わりますが私の属しているところの業界誌(?)に大須オペラについて書け、と編集長からいわれました。 先日iMacがクラッシュした時にメールアドレス帳が消えて、いんぜるさんにメールを出せず、こちらに書いてしまいましたが、お伺いしたい事があります。 ご多忙中誠に申し訳ありませんが、お時間のある時にでも私にメールを頂けませんでしょうか。どうかよろしく御願い申し上げます。 398. 柳家小三治独演会(7/15) お部屋番・いんぜる 2004/07/18 (日) 01:23 柳家小三治独演会(7/15) アートピアホール 18:30 柳家小三治独演会に行ってきました。 前半『かんしゃく』はちょっと眠ってしまったんですが、後半は『居残り左平次』。 フランキー堺の『幕末太陽傳』ですね。 品川遊郭に友達を連れて、芸者をあげ飲み食いしてのドンチャン騒ぎ。 代金が払えず、ひとり居残りするのは覚悟の上。 この男、居残りの身でありながらずうずうしいことこの上ない。 閉口した旦那は‥‥ ちょっと話が暗いんだか、流れが悪いんだか、あまり面白くありませんでしたね。 |