音楽史跡とオペラの旅 掲示板 551−600 |
551. ベイズの定理 Nutria [URL] 2005/01/12 (水) 02:43
こちらの掲示板にはお医者さまが多いようなので…。 最近読んだ証券投資論の本にこんな話がありました。 「罹患率0.1%の疾病を明らかにするテストが5%誤って陽性の診断を出してしまうとき、あなたがある個人の症状や徴候について何も知らないとしたら、その人が陽性の診断をされた場合、本当に罹患している確率はいくらか?」 罹患していて陽性と診断される確率: 0.001×1=0.001 罹患していないのに陽性と診断される確率: 0.999×0.05=0.04995 陽性と診断されたときに本当に罹患している確率: 0.001÷(0.001+0.04995)≒0.02 2%と正答できたのは、ハーバードのメディカルスクールの学生で60人中11人だったそうです。 【紅白玉問題】 「袋Aの中には赤玉3個・白玉5個が、袋Bの中には赤玉4個・白玉2個が入っており、ともに箱の中に置かれている。あなたの友人が箱の中のどちらかの袋から玉を1つ取り出したとしよう。赤い玉が出たとして、友人が選んだ袋がAである確率はいくらか?」 袋Aを選んで赤玉が出る確率: 1/2×3/8=3/16 袋Bを選んで赤玉が出る確率: 1/2×4/6=1/3 赤玉が出たときに袋Aである確率: (3/16)÷(3/16+1/3)=0.36 これらの確率の算出方法を「ベイズの定理」というそうです。 加藤英明『行動ファイナンス―理論と実証―』朝倉書店2003 広田すみれ他『心理学が描くリスクの世界』慶應義塾大学出版会2002 552. ワクチン 石田純郎 2005/01/12 (水) 10:03 牛痘のワクチンをしょう液のままジャワから持参すると腐ってしまうので、1849年に日本人蘭学者の進言に従って、かさぶたで輸入したら、成功しました。 553. リンクさせて頂きました 日本電算機株式会社 [URL] 2005/01/17 (月) 10:53 【リンクさせて頂きました】 初めてメールを差し上げます。日本電算機(株)と申します。 この度、弊社の「チャンネル1」というリンク集から貴サイトにリンクさせて頂きましたので、ご報告申し上げます。 万一、紹介文等に不都合な点などございましたらお手数ですがご連絡下さい。対応させて頂きたいと思います。 「チャンネル1」ホームページ・・・http://www.ch1.or.jp/ (貴サイトは現在、「特集」のコーナーで紹介させて頂いております。) 弊社は、情報家電のメーカーです。 一般家庭へのより一層のインターネット普及を考え、 実用性と楽しさに優れたホームページを集めた「チャンネル1」を運営しています。 554. Re: リンクさせて頂きました お部屋番・いんぜる 2005/01/17 (月) 23:08 日本電算機株式会社さま、 リンクしていただき有り難うございます。 これからも頑張ります (^_^) 。 555. 尼崎 都築 2005/01/23 (日) 00:36 こんばんは。関西二期界は観に行かれましたか?僕は行くつもりでしたが、用事が出来て行けませんでした。(ジャンニ・スキッキもチケットが取れなかったですし、関西方面は最近ついていません)もし行かれたのなら、感想をお聞きしたいですね。 557. Re: 尼崎 お部屋番・いんぜる 2005/01/23 (日) 12:49 》関西二期会は観に行かれましたか? 行っておりません。 他に会合があったのですが、《ティレジアスの乳房》自体に食指が動きませんでした。 関西のオペラ公演は、新幹線代が東京より安いので (^_^ゞ、チェックを入れているんですが、関西二期会の《タンホイザー》と、関西歌劇団の《修道女アンジェリカ》には行ってみたいと思っています。 東京室内歌劇場の《欲望という名の電車》は御覧になりましたか? 2003年のマイ・ベスト・オペラですが、7月に再演されるようで、お勧めです。 558. 九州三都紀行 お部屋番・いんぜる 2005/01/23 (日) 23:09 九州三都紀行を書き終わりました。 http://www.nakash.jp/opera/kikou05/01kyuusyuu/99mokuji.htm どうしても最後は駆け足になってしまいますね (^_^ゞ。 559. 関西二期会 都築 2005/01/24 (月) 21:31 そうですか。もし行かれたのなら「モンテカルロの女」の感想をお聞きしたかったのですが。コクトーのテキストは女性が自棄を起こしてカジノに乗り込んで負ける話だったと思いますが、どうやって上演するのか興味があったものですから。映像を使った可能性も高いですが。 「欲望〜」の再演はうれしいですね。前回は行けなかったですから。プレヴィンの音楽のジャンルを超えた演奏には好感を持っていますし、現代的なセンスを感じますから、どんなオペラを書いたのか興味がありますね。 561.「のだめカンタービレ」#11 お部屋番・いんぜる 2005/01/26 (水) 00:29 「のだめカンタービレ」の新刊「#11」が発売されていました。 千秋真一はプラティニ国際指揮者コンクールに優勝。 その後拉致されて、大指揮者シュトレーゼマンの世界演奏旅行に連れ回されることになる。 パリのコンセルヴァトワールの授業も始まり、野田恵(のだめ)はシャルル・オクレールの生徒に選ばれる。 舞台がパリに移り、彼らの活躍がますます期待されます。 562. 22000番 お部屋番・いんぜる 2005/01/26 (水) 18:15 カウンターが22000番を超えました。 563. プラハ紀行(04年5月) お部屋番・いんぜる 2005/01/28 (金) 23:40 「プラハ紀行」を書き始めました。 忘れているところも多くて (^_^ゞ、時間がかかると思います。 ごゆっくりお待ち下さい。 564. Index ロゴの変更 お部屋番・いんぜる 2005/02/02 (水) 00:13 1月30日に、HPビルダー講習会に行ってきました。 ロゴの作り方を教えていただいたので、最初のページを変えてみました。 またすぐ、忘れそうな気がします (^_^ゞ。 565. 《カルメン》中止(千種小劇場) お部屋番・いんぜる 2005/02/06 (日) 03:52 2月5日に千種文化小劇場《カルメン》に行ったところ、玄関に張り紙がしてありまして、延期になったんだそうです(@o@)。 ガラス戸の中に女性が3人おりまして、「芸文センターで買われましたか?」と聞いてくるので、事情を聞いたら、芸文センターで売れたチケットは一枚だけ。 後は出演者が、友人や知人に売ったチケットらしい。 つまり、僕のチケット1枚が行方不明になり、3人でそのチケットの到着を待っていた訳なんです。 なるほど、上演中止とはこういうことか、と思いました。 4000円の払い戻しと、500円の図書券とキャンディーをいただきました。 対応してくれた人が、カルメン役の谷田育代さんみたいでした。 567. 王家に捧ぐ歌(宝塚星組) 2/9 お部屋番・いんぜる 2005/02/09 (水) 22:10 王家に捧ぐ歌(宝塚星組公演) 2005年2月9日(水)4:30PM 中日劇場 脚本・演出:木村信司 音楽:甲斐正人 ラダメス :湖月わたる アイーダ :安蘭けい アムネリス:檀 れい ファラオ :箙 かおる ヴェルディのオペラ《アイーダ》は、ディズニーによってミュージカル化されています。 僕はこのエルトン・ジョン作曲のミュージカル《アイーダ》をブロードウェイで見て、大変気に入りました。 日本では劇団四季によって上演されていて、大阪まで見に行きました。 今回は宝塚版の《アイーダ》で、面白半分で見に行ってきました。 ところが、この作品は2003年度芸術祭賞演劇部門優秀賞を得た作品なんだそうで、予想をはるかに上回る、素晴らしいミュージカルでした。 ストーリーの本筋はオペラをなぞっているんですが、オペラと異なりアイーダは最初から囚われたエチオピアの王女として登場します。 彼女には兄のウバルドなる人物もおりまして(@o@)、アモナスロはエチオピア王として捕虜になって連行されて来ます。 劇場音楽のベテランである甲斐正人さんの音楽はオペラティックなもので、曲数も多く満足できるものです。 迫力のある絶叫調のメロディーが多く、ちょっと疲れましたけどね。 湖月わたるさんを始めとするキャストの歌唱力も素晴らしい。 宝塚といい劇団四季といい、日本のミュージカルのレベルは高いです。 ファラオ役の箙さんなんか、どう聞いたってバリトンで、驚きました (^_^;。 570. ダンスオペラ2《青ひげ城の扉》 2/11 お部屋番・いんぜる 2005/02/12 (土) 22:55 ダンスオペラ2《青ひげ城の扉》 2005年2月11日(金・休)5:00PM 愛知芸術劇場大ホール 指揮:アレキサンダー・ドルチャー 演出・振付:アレッシオ・シルヴェストリン 青ひげ公 :ペーター・フリード(歌) アレッシオ・シルヴェストリン(ダンス) ユディット:アンドレア・ツァント(歌) 白河直子 演奏:セントラル愛知交響楽団 開場時間に、劇場の前に長い列が出来ていました。 どうも、招待状を大量に出したみたいです。 オペラ《青ひげ公の城》として上演した方が、ずっとチケットは売れたでしょう。 正体不明で、僕も悩みました。 チラシによれば、愛知芸術文化センターの企画による、ダンスオペラの第2弾。 バルトークのオペラ《青ひげ公の城》の青ひげとユディットを、ダンサーと歌手が重層的に演じる企画なんだそうです。 舞台装置はパネルと映写機を使った抽象的なもの。 指揮者、歌手はなかなかよかったと思いました。 ハンガリー人のメンバーによる原語上演で、ちゃんと演技も付いていましたから。 しかしながら、そばで踊り回るダンサーが邪魔で、音楽に集中できません。 一時間踊り続けたお二人には申し訳ないんですが、企画自体に無理があるんです。 「作品をより直接的に感じていただけるよう、字幕は一部だけ」ということで、舞台で何が歌われているのかも分からない状態で、音楽はバルトークだし‥‥ (^_^ゞ。 571. 23000番(2/24) お部屋番・いんぜる 2005/02/24 (木) 22:36 カウンターが23000番を超えました。 572. プラハ紀行終了(2/24) お部屋番・いんぜる 2005/02/24 (木) 22:39 「プラハ紀行」を書き終えました。 例によって、最後は無理矢理駆け込んだ感じです (^_^ゞ。 これからも時間をみて、手直しをしていきたいと思います。 574. 夏の夜の夢〜嗚呼!大正浪漫編 お部屋番・いんぜる 2005/02/27 (日) 00:53 名古屋市文化振興事業団2005年企画公演 創作喜歌劇《夏の夜の夢〜嗚呼!大正浪漫編》 2005年2月26日(土)6:00PM 名古屋芸術創造センター 台本:山元清多 作曲:萩 京子 指揮:吉住典洋 演出:斎藤敏明 名古屋市文化振興事業団2005年企画公演は、シェークスピアの『真夏の夜の夢』を大正時代の避暑地・軽井沢へと舞台を移し替えた創作喜歌劇《夏の夜の夢〜嗚呼!大正浪漫編》。 台本はオペラ・シアター「こんにゃく座」の座付き作者である山元清多さん、作曲はこれも「こんにゃく座」の座付き作曲家である萩京子さん。 舞台を大正時代に移すことにどのような意味があるのか考えると、これはあまり意味のないことに思われました。 人物名がすべて日本人名になっているのも(当然なんですが)おかしなもので、キャスト表を書き写す意欲も湧いてきません。 音楽的には、最近見た「こんにゃく座」の作品よりは親しみの持てるものでした。 時々大正メロディーのパロディもあって、この部分では時代を移した意味もあるのでしょうか? 指揮の吉住典洋さんは、3月から劇団四季《オペラ座の怪人》の指揮をされるそうです。 576. 万博で幕切れ? 大須オペラ お部屋番・いんぜる 2005/03/01 (火) 00:18 2月28日(月)、中日新聞夕刊です。 13年間にわたって毎年夏に大須演芸場(名古屋市中区)で演じられてきた名物歌劇「大須オペラ」が愛・地球博(愛知万博)に出演者を奪われ、存亡の危機に立たされている。 大須オペラはスーパー一座が1992年から始め、毎年夏に約20日間にわたって公演。 一座では例年、1月下旬から出演希望者を募集、2月下旬のオーディションで出演者を決めてきた。 これまでは、ほかの劇団員や専門学校生ら20−30人が応募していたが、今年は2月17日の締め切り時点で集まったのはたったの5人。 万博で連日のように予定されている市民参加型の演劇、ミュージカル、合唱などのイベントに「かなりの人数が流れた」とみられている。 スーパー一座も万博関連の舞台も出演者の金銭的な待遇はほぼ同じで、ほとんどが交通費の支給程度。 ただ、世界の祭典や万博といった目新しさ、きらびやかさのほか、飛躍のために有名監督の目に止まりやすいなどと考えている人が多いようだ。 劇団では20日に予定していたオーディションを急きょ3月5日に延期。 スーパー一座の原智彦座長は「地道に続いてきた演劇が、万博という大津波で壊されてしまうわけにはいかない」と懸命な人集めを続けている。 今年の演目はルイス・ガンヌ作の《サルティンバンコ》(軽業師たち)。 オーディション応募の締め切りは3月2日。 問い合わせは、同一座=電052(262)5955=へ。 577. Re: 万博で幕切れ? 大須オペラ 真雪 2005/03/03 (木) 12:50 なかなか目立つ記事でしたね。オーディションに人が集まりますように。 今時万博に出ても川上貞奴のように歴史に名前が刻めるわけじゃナシ...とか、思うのですが、やはり魅力があるんでしょうね。 リニモと翡翠以外あまり惹かれる物がありませんが。 578. Re^2: 池山さんのボエム ミスターKY 2005/03/03 (木) 14:51 ミスターKYです。 > >岩川さんには、来年5月15日の定期演奏会の演出をお願いし > >ています。ちなみに、この定演のメインは、男声合唱版のメリ > >ーウイドウです。 > > それは面白そうですね。 > またその頃に教えて下さい。 > 岩川さんの演出も見逃したくありません。 演奏会のチラシができましたので、メールの添付資料でお送りしたいと思いますので、差し支えなければ、アドレスを教えていただけませんか? 当方のアドレスは pdc01306@nifty.ne.jpです。 なお、演奏会の概要は グランフォニック 第6回定期演奏会 日時:2005年5月15日(日) 14:00開演 場所:名古屋市民会館中ホール(金山) プログラム 1.新実徳英作曲 男声合唱組曲 空に、樹に・・・ 2.懐かしき外つ国(とつくに)の歌 オーラ・リー、おおスザンナ、夢見る人 他 3.喜歌劇 メリー・ウイドウより 基本は男声合唱ですが、3.にはハンナ役のソプラノ・ソロが入ります。また、指揮は団員の向川原慎一です。 多くのオペラやオペレッタを観ておられるいんぜるさんには、面白いかどうか分かりませんが、聞いて・観ていただければ、幸いです。 579. 月ヶ瀬梅林(3/6) お部屋番・いんぜる 2005/03/10 (木) 22:46 奈良県の月ヶ瀬村が梅林で有名なんだそうで、写真撮影に行ってきました。 http://www.nakash.jp/opera/kikou05/03tukigase/tukigase.htm 紅梅は咲いていましたが白梅はまだ。1週間早かったようです。 でも、観光バスは沢山停まっていました。 580. 愛知万博・リニモ(3/9) お部屋番・いんぜる 2005/03/10 (木) 22:48 愛知万博も間近に迫り、リニアモーターカーの運行も始まったそうで、偵察に行ってきました。 http://www.nakash.jp/opera/kikou05/04linimo/linimo.htm 581. 名古屋芸術大学《魔笛》 3/12 お部屋番・いんぜる 2005/03/13 (日) 23:25 毎年楽しみにしている名芸大のオペラ公演。 今年は苦手としているモーツアルトの《魔笛》です。 会議の関係で後半だけの観劇となりました。 2005年3月12日(土)5:00PM 名古屋市民会館中ホール 今年の公演のセールスポイントは、演出のダリオ・ポニッスィ。 NHKのイタリア語講座の人気者であり、最近ではオペラの演出も手がけています。 しかしこれがインスピレーションに欠ける紋切り型。 練習時間が少なかったのでしょう、キャストも言われた演技をこなしているだけの感じ。 こうなると、元々苦手の《魔笛》ですから、辛くて辛くて。 後半だけの観劇で助かりました (^_^ゞ。 でも、カーテンコールのダリオさんは元気で、会場も盛り上がりました。 582. 名芸大オペラ研究所 お部屋番・いんぜる 2005/03/13 (日) 23:33 「名古屋芸術大学オペラ研究所」の第1回演奏会のチラシがありました。 2005年3月16日(水)18:30 中電ホール 2000円 研究所主任の中島基晴さんは人気テノール中島康晴さんのお父さん。 出演メンバーは笛田、中井、伊藤などいつものメンバー。 曲は《シモン・ボッカネグラ》他だそうですが、面白いことが始まりそうな予感もします。 583. 東京オペラの森《エレクトラ》 3/13 お部屋番・いんぜる 2005/03/14 (月) 01:10 僕は小澤征爾は苦手だけれど、演出のロバート・カーセンの大ファン。 チケット代と交通費には悩みましたが、やはりカーセンの舞台を見逃すことは出来ませんでした。 リヒャルト・シュトラウス《エレクトラ》 2005年3月13日(日)3:00PM 指揮:小澤征爾 演出:ロバート・カーセン エレクトラ:デボラ・ポラスキ クリテムネストラ:アグネス・バルツァ クリソテミス:クリスティーン・ゴーキー オレスト:フランツ・グルントヘーバー エギスト:クリス・メリット 僕は2001年にミュンヘンでヴェルニケ演出のこのオペラを見たことがあります。 プロセニアムの半分が巨大な板になっていて、それが意味無く廻るという、無駄にお金を使った演出と感じられました。 http://www.nakash.jp/opera/2001ludwig/04elektra.htm しかしカーセンは違います。 舞台にあるのは左右後ろの壁に囲まれた閉塞空間と、土の床だけ。 松本の《イェヌーファ》を思い出させる装置です。 そしてカーセンは照明と演技でこのオペラをまとめ上げていくのです。 こういう費用対効果に無駄がない演出は大好きです (^_^) 。 そしてカーセンの演出にはサプライズがあります。 三方を壁で囲まれているのに、照明が明るくなるとクリテムネストラ(アグネス・バルツァ)が突然ベッドに乗って舞台上にいたりするんですが、不思議です。 もっと驚いたのは舞台中央の穴から引き出されたアガメムノン王の遺体(エリック・ラーヴェス)。 遺体の出現自体は驚かなかったんですが、この遺体が全裸なんですね(@o@)。 舞台に仰向けに置かれるんですが、どう見てもあれはペ○スでしょう?。 そして、女性たちによって「ジークフリードの葬送行進曲」のように持ち上げられたりするんですが、一番高いところにあるペ○スが気になって (^_^ゞ。 公然わいせつ物陳列とかにならないんでしょうか? それとも本物ではないのでしょうか? キャストは皆さま素晴らしいものでした。 初めて聴くクリソテミスのゴーキーも声量のある声でした。 小澤の指揮にはもっと濃密な官能性を求めたい気もしましたが、プロダクション全体の出来としては「今年のベストワン」候補でしょう。 584. Re: 名古屋芸術大学《魔笛》 3/12 真雪 [URL] 2005/03/14 (月) 13:46 ダリオさんが演出でしたか。 確か先日NHKで蝶々夫人の特集をした時もオペラ部分の担当でしたね。 ベラスコが書いたその後の蝶々さん(原作は自殺未遂で終わってる)の部分がなかなか面白かったです。 「魔笛」といえば6日に東京で実相寺昭雄監督演出の二期会公演を見てきましたが、とにかく最後まで退屈はさせませんでした。 タミーノは侍、ウルトラ怪獣は出てくる、敵はパンクス、パパゲーノはくたびれた宇宙服。 前に座っていた家族連れは関西から来ていましたが、子供が凄くよろこんで「ぱぱげの、ぱぱげの♪」と帰り道で騒いでいました。 賛否両論ありそうな演出でしたが、特撮好きと家族連れには◎でしたよ。 元々筋が無茶苦茶ですから、どんな風に料理してもOKなんでしょうね。 586. 大須オペラ 上演します お部屋番・いんぜる 2005/03/17 (木) 22:18 「名古屋芸術大学オペラ研究所」の第1回演奏会に行ってきました。 2005年3月16日(水)18:30 中電ホール 2000円 第2部は《シモン・ボッカネグラ》のハイライトでしたが、「一夜漬けの発表会」という印象でした。 笛田博昭さんの声はさすがでしたが、それだけ満足できるものではありません。 僕が驚いたのは第1部に大須オペラでおなじみの若井雄司さんが出演していたこと。 《運命の力》より「天使のようなレオノーラ」 ロビーでお話を伺いました。 僕:若井さんは中島先生のお弟子さんなんですか? 若:そうなんですよ。 僕:他の出演者と年齢が違いますね (^_^;? 若:中島康晴くんは3歳の時から知っています。 最近は笛田くんや中井くんなど優秀なテノールが育っています。 僕:中日新聞を読みましたが大須オペラはどうなりましたか? 若:大丈夫、やりますよ。 僕:おお!それは良かった! 《サルティンバンコ》(軽業師たち)とは聞いたことがない演目ですね? 若:岩田さんは珍しい作品を探してくるから。 皆が曲芸をしながら歌ったり踊ったりで大変です。 僕:若井さんも曲芸をされるんですか? 若:いやいや、僕は免除 (^_^;。 588. 伊豆紀行 (3月20日&21日) お部屋番・いんぜる 2005/03/26 (土) 22:52 3月20日&21日の連休に修善寺温泉をベースに伊豆旅行をしてきました。 「伊豆の踊子」「西伊豆・富士山撮影紀行」「修善寺&韮山・頼朝と政子」を中心に、例によって (^_^ゞ 充実した内容です。 さしあたり目次だけ作りました。 http://www.nakash.jp/opera/kikou05/05izu/99mokuji.htm 589. 24000番 お部屋番・いんぜる 2005/03/26 (土) 22:53 カウンターが24000番を超えました。 592. 飯守泰次郎さんのコンサート・予告 お部屋番・いんぜる 2005/03/28 (月) 23:44 久しぶりに飯守泰次郎さんのコンサートが名古屋で予定されています。 「魅力あふれるオペラ・アリアの夕べ」 05年5月7日(土)16:00開演 愛知芸術劇場コンサートホール 指揮:飯守泰次郎 演奏:名古屋フィルハーモニー交響楽団 ソプラノ:緑川まり メゾ・ソプラノ:中杉知子 テノール:小山陽二郎 バリトン:稲垣俊也 曲目:ベートーベン、ドニゼッティ、プッチーニほか 590. SWAN LAKE(3/26) お部屋番・いんぜる 2005/03/28 (月) 23:21 「男が白鳥を踊ったらどうなる?」というマシュー・ボーンの一言から始まったプロジェクトで、10年前のロンドン公演は大評判となりました。 2003年の来日公演ではチケット争奪戦に敗れ、今回の公演を楽しみにしていたのですが‥‥。 『SWAN LAKE』 05年3月26日(土)6:00PM 愛知芸術劇場大ホール 男が白鳥を踊るためには、すべての場面で新奇なアイディアが必要となる。 ところが、これが面白くない。 王子がホモなんだかマザコンなんだか‥‥という程度。 ザ・スワンはロンドン再公演のホセ・ティラード。 大柄な人で、小柄な王子とのバランスが悪いが、そこが狙いなのだろうか? 男性白鳥たちの踊りはもちろん美しいわけはなく、同じ振り付けの繰り返しに見えて、苦しかったですね。 593. Re: SWAN LAKE(3/26) 真雪 [URL] 2005/03/31 (木) 22:35 舞台をごらんになられたとはうらやましいです。 私はLD発売を待って買ったクチで、実際の舞台は未見ですが、やはり初めの大ヒットは白鳥役アダム・クーパーの魅力、というのも大きな要素だったのでしょう。 王子はチャールズ皇太子に似せてあったようですが、初演当時は渦中のヒトで、こういう点も面白かったのでしょうね。 男性群舞はまあ悪くないと思いましたが、白鳥の衣装はもう少しすっきりするといいな、と感じました(上下繋ぎの白タイツでもよかったような)。 黒鳥の場面は格好いいですね。 ボーイズラブのお話に解釈できますから女性陣により受けたのかもしれません。 594. Re^2: SWAN LAKE(3/26) お部屋番・いんぜる 2005/04/01 (金) 17:11 》私はLD発売を待って買ったクチで、実際の舞台は未見ですが、や 》はり初めの大ヒットは白鳥役アダム・クーパーの魅力、というの 》も大きな要素だったのでしょう。王子はチャールズ皇太子に似せ 》てあったようですが、初演当時は渦中のヒトで、こういう点も面 》白かったのでしょうね。 アダム・クーパーの魅力はあるでしょうね。 今回のスワンはマッチョでしたから (^_^;。 女王様は藤色の服装がエリザベス女王だったでしょうか。 595. プッチーニの魅力(3/30) お部屋番・いんぜる 2005/04/03 (日) 11:15 『プッチーニの魅力』 2005年3月30日(水)18:30 しらかわホール 第1部はプッチーニの歌曲と《ラ・ボエーム》の第一幕のフィナーレ。 第2部は《蝶々夫人》のハイライト。 蝶々夫人:千田恭子・松波千津子 スズキ:伊藤美知子 ピンカートン:笛田博昭 シャープレス:岡本茂朗 ゴロー:鏑木勇樹 ピアノ:揃 洋子 演 出:池山奈都子 蝶々さんの第一部を受け持った千田さんの細やかな役作りが良かったですね。 お目当ての笛田さんは一幕の「愛の二重唱」も終幕の「後悔の歌」も同じ表情で、もう少し場面に合った表現を考えていただきたいものです。 せっかくの声がもったいない。 しかし、千田さんの演技と笛田さんの声がマッチした「愛の二重唱」は、暗くなった舞台に夕星も出て、なかなかの聴きものでした。 舞台上には椅子が置かれただけで、衣装はタキシードとドレスのコンサートオペラ方式。 池山奈都子さんはお気に入りの演出家ですが、蝶々さんが自殺した後にスクリーンに蝶々が乱舞したのは興ざめで、ちょっとポイントが下がりました。 「ハミングコーラス」を千田さんが歌ったのが面白いアイディアかと思いました。 597. 亜門版《ファンタスティックス》(4/2) お部屋番・いんぜる 2005/04/03 (日) 22:11 亜門版《ファンタスティックス》 2005年4月2日(土)6:30PM 愛知厚生年金会館 《ファンタスティックス》を最初に見たのは、1995年。 名古屋のメンバーによる公演でしたが、演出:中村哮夫、振付:坂上道之助という日本初演のスタッフによる本格的な公演で、僕は大いに感激しました。 あんまり感激したので、1996年5月5日にはニューヨークのサリバン・ストリート劇場まで行ってしまい、ますます感激して、拾った紙吹雪はアルバムに貼ってあります (^_^) 。 http://www.nakash.jp/opera/1996NY/17fantas.htm 今回の公演で心配なのは「亜門版」というところ。 「天才演出家」という枕詞で呼ばれる宮本亜門ですが、「才気走った」とか「小賢しい」とかいう印象が強く、僕は彼の演出を良いと思ったことがないんですよ。 今回の《ファンタスティックス》も懸念どおりの結果で、日本のミュージカルファンにこれが《ファンタスティックス》だと思われることは無念です。 ミュージカルとして何より残念なのは、曲目が少なくなっているらしいこと。 プログラムには15曲のナンバーが載っていますが、僕が持っているCD(日本来日公演)には31曲が載っています。 半分のナンバーがカットされてしまったのでしょうか? 本来の伴奏はピアノとハープですが、今回は大劇場の公演とあってかピアノ1台、エレクトーン2台とパーカッションに変更されています。 マット役は井上芳雄さん。 会場に来ている女性客の大半は彼がお目当てなのでしょう。 ルイザ役は大和田美帆さん。 大和田獏さんと岡江久美子さんのお嬢さんだそうですが、ちょっと辛かった。 まだまだ修行が必要でしょう。 また中村哮夫演出による名古屋メンバーでの再演を希望しておきましょう。 598. Re: 亜門版《ファンタスティックス》(4/2) 真雪 [URL] 2005/04/05 (火) 21:03 > プログラムには15曲のナンバーが載っていますが、僕が持って いるCD(日本来日公演)には31曲が載っています。 私が持っているアトリエ41公演のキャスト版は13曲ですね。なにしろLPですから(^^;)レシタティボ的な所は収録しなかった、という事かもしれません。 1971年(72年?)の公演を名鉄ホールでみました。これが初めてみたミュージカルの生舞台で、やっぱり大感激しました(LPはこの時のキャストです--マットだけ違いますが)。 宝田明さんの歌、坂上さんのマイム、天本英世さんの怪演にミュージカルっていいなあ、と思って、その後ずるずるとはまりました(^^;)。 亜門さんのミュージカルの舞台は実は「くるみ割り人形」しかみておりませんが、ちょっと私とは相性が悪い様ですね。変化球にしすぎかも、という気がしました。 友人は大好きだと言ってましたからまあ、好みが分かれる演出家さんなんでしょうね。 599. 『僕のミュージカル修業』 沢木 順 お部屋番・いんぜる 2005/04/07 (木) 00:40 《ファンタスティックス》のロビーで、ハックルビー(マットの父親)役の沢木順さんが書かれた『僕のミュージカル修業』(1300円)という本を買いました。 これは「日本のミュージカル史」を読むような面白い本でした。 沢木さんは《ファンタスティックス》初演のマット役だったそうで、名鉄ホールの公演でもマットを演じられたそうです。 僕が沢木さんを最初に見たのは劇団四季の《オペラ座の怪人》だったでしょうか。 僕は山口祐一郎さんの怪人に夢中だったので、沢木さんに当たるとガッカリしたものです (^_^ゞ。 しかし《ジーザス・クライスト・スーパースター》の「山口ジーザス&沢木ユダ」のコンビは素晴らしかったですね。 劇団四季時代の話も沢山出てくるんですが、浅利慶太氏の「あ」の字も出てこないところがなんだか不自然で怪しい感じです。 600. Re: 『僕のミュージカル修業』 沢木 順 真雪 [URL] 2005/04/07 (木) 21:24 おお、今度は沢木さんがパパ役なのですか(@@) 「私のマット」はあの方だったのですが、時の流れを感じます。 少し前に中日の「キス・ミー・ケイト」で愉快な将軍さんを演じておられたのをみて懐かしい!と思いましたが、四季でずっとご活躍だったのですね(実は私、四季の実際の舞台は一度も見た事がないのです)。 それにしても面白そうな本ですね、今度捜してみましょう。 |